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宮城交通川崎案内所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

宮城交通川崎案内所(みやぎこうつうかわさきあんないしょ)は、かつて宮城県柴田郡川崎町前川北原22-1にあった宮城交通の案内所である。2015年12月5日をもって閉鎖。[1]

概要

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川崎町の中心街からやや外れた場所にあり、川崎町における定期券販売窓口となっていた。

以前は現在の川崎裏丁にあり、宮城交通トラベル(現・宮交観光サービス)川崎案内所としてJR券や旅行商品などの取次販売を行っていたが、宮城交通トラベルの業務縮小に伴いそれらの取扱いは廃止。最末期は、宮城交通運転士OBが窓口業務を受託していた。

案内所は事務室・乗務員休憩室のほか、3人ほどでいっぱいになる待合室があり、そこに窓口がある。営業時間は平日の8時30分から16時00分までで、定期券メルシーカードのみ取り扱っていた。

宮城交通運営前は陸前川崎駅として運営を行っていた。川崎町は山形市仙台市の中間にある立地条件から、宿場町として栄えた。[2]

沿革

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発着路線

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停留所名は「川崎」。バスは行き先に関わらず待合室前に停車する(基本的に当停留所で時間調整を行う)。発車時刻表・主要停留所運賃表は待合室内に掲示している。

大河原・村田方面からのバスは当停留所が終点となる。

廃止路線

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  • 本砂金線
    •  川崎(旧)- 朴の木
  • 笹谷線
    •  川崎(旧)- 野上かみ - 笹谷
  • 秋保線
    • (仙台駅前 - )野上入口 - 青根温泉

※すべて川崎町民バスに移管。

その他

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  • 仙台発野上行最終便は野上かみ到着後、仙台営業所まで回送運行するため、当案内所での滞泊行路はない。なお2008年10月15日までは村田駐在所所管であったが、この時代も野上かみ到着後は村田まで回送していた。
  • 2000年代前半までは村田営業所川崎駐在として乗務員配置もあり、村田営業所所属の車両が常駐していた。
  • 川崎町民バス「川崎駅」停留所があり、各方面へ接続している。

脚注

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  1. ^ a b http://www.miyakou.co.jp/cms/uploadfiles/output/564fd366-cc54-41bd-a89c-5c1ac0a802f1/ 川崎案内所をご利用のお客さまへ(閉鎖のお知らせ) (PDF)
  2. ^ (日本語) 山形市広報フィルム「笹谷トンネル」, https://www.youtube.com/watch?v=nto81JY6pho 2020年8月10日閲覧。 

参考資料

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  • 全国乗合自動車総覧(昭和9年、鉄道省)
  • 宮城のバス路線ご案内(1982年、宮城県バス協会)