宮城交通川崎案内所
表示
この項目「宮城交通川崎案内所」は加筆依頼に出されており、内容をより充実させるために次の点に関する加筆が求められています。 加筆の要点 - 1.川崎町前川字裏丁から北原へ移った時期 2.宮城交通より以前の運営と川崎町の状況 (貼付後はWikipedia:加筆依頼のページに依頼内容を記述してください。記述が無いとタグは除去されます) (2020年8月) |
宮城交通川崎案内所(みやぎこうつうかわさきあんないしょ)は、かつて宮城県柴田郡川崎町前川北原22-1にあった宮城交通の案内所である。2015年12月5日をもって閉鎖。[1]
概要
[編集]川崎町の中心街からやや外れた場所にあり、川崎町における定期券販売窓口となっていた。
以前は現在の川崎裏丁にあり、宮城交通トラベル(現・宮交観光サービス)川崎案内所としてJR券や旅行商品などの取次販売を行っていたが、宮城交通トラベルの業務縮小に伴いそれらの取扱いは廃止。最末期は、宮城交通運転士OBが窓口業務を受託していた。
案内所は事務室・乗務員休憩室のほか、3人ほどでいっぱいになる待合室があり、そこに窓口がある。営業時間は平日の8時30分から16時00分までで、定期券・メルシーカードのみ取り扱っていた。
宮城交通運営前は陸前川崎駅として運営を行っていた。川崎町は山形市と仙台市の中間にある立地条件から、宿場町として栄えた。[2]
沿革
[編集]- 1928年(昭和3年)4月15日 - 島津伊平が川崎村(現・川崎町)- 生出村(現・仙台市太白区)赤石間に乗合自動車を開業。
- 1934年(昭和9年)2月13日 - 仙南温泉軌道が買収。
- 1937年(昭和12年)8月25日 - 仙南温泉自動車に社名変更。
- 1943年(昭和18年)4月1日 - 企業統合により、仙南交通自動車が社名変更。
- 1959年(昭和34年)7月1日 - 秋保電気鉄道との会社合併により、仙南交通に社名変更。
- 1970年(昭和45年)10月1日 - 宮城バス・宮城中央バスとの合併により、宮城交通が発足。川崎案内所となる。
- 1995年(平成7年)ごろ - 場所を川崎町前川字裏丁より川崎町前川字北原へ移す。
- 2015年(平成27年)12月5日 - この日をもって閉鎖。[1]
発着路線
[編集]停留所名は「川崎」。バスは行き先に関わらず待合室前に停車する(基本的に当停留所で時間調整を行う)。発車時刻表・主要停留所運賃表は待合室内に掲示している。
大河原・村田方面からのバスは当停留所が終点となる。
廃止路線
[編集]- 本砂金線
- 川崎(旧)- 朴の木
- 笹谷線
- 川崎(旧)- 野上かみ - 笹谷
- 秋保線
- (仙台駅前 - )野上入口 - 青根温泉
※すべて川崎町民バスに移管。
その他
[編集]- 仙台発野上行最終便は野上かみ到着後、仙台営業所まで回送運行するため、当案内所での滞泊行路はない。なお2008年10月15日までは村田駐在所所管であったが、この時代も野上かみ到着後は村田まで回送していた。
- 2000年代前半までは村田営業所川崎駐在として乗務員配置もあり、村田営業所所属の車両が常駐していた。
- 川崎町民バス「川崎駅」停留所があり、各方面へ接続している。
脚注
[編集]- ^ a b http://www.miyakou.co.jp/cms/uploadfiles/output/564fd366-cc54-41bd-a89c-5c1ac0a802f1/ 川崎案内所をご利用のお客さまへ(閉鎖のお知らせ) (PDF)
- ^ (日本語) 山形市広報フィルム「笹谷トンネル」 2020年8月10日閲覧。
参考資料
[編集]- 全国乗合自動車総覧(昭和9年、鉄道省)
- 宮城のバス路線ご案内(1982年、宮城県バス協会)