宮城県東松島高等学校
宮城県東松島高等学校 | |
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北緯38度25分25.6秒 東経141度12分41.3秒 / 北緯38.423778度 東経141.211472度座標: 北緯38度25分25.6秒 東経141度12分41.3秒 / 北緯38.423778度 東経141.211472度 | |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 宮城県 |
設立年月日 | 2005年4月1日 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 定時制課程 |
二部以上の授業 | 三部 |
単位制・学年制 | 単位制 |
設置学科 | 普通科 |
学期 | 2学期制 |
学校コード | D104212140027 |
高校コード | 04191C |
所在地 | 〒981-0503 |
宮城県東松島市矢本字上河戸16 | |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
宮城県東松島高等学校(みやぎけんひがしまつしまこうとうがっこう)は、宮城県東松島市にある県立の高等学校で、宮城県で最初に開校した3部制・単位制高校である。
設置学科
[編集]3部制・完全単位制
カリキュラム・日課
[編集]必履修科目が午前(I部)・午後(II部)・夜間(III部)にそれぞれ設定され、それによって3部に分かれているが、I部・II部は平均的に6-8時間の授業を受けていることから、全日制同様3年での卒業を目指すこととなる(定時制に区分されているのは、単に1校時から夜間の12校時まで授業展開しているため、他県に準じて行政が区分しているにすぎない)。選択科目は部に関係なく履修でき、夜間の生徒も昼間の選択科目を受講することで3年での卒業が可能となる。
完全な単位制高校であるため、履修科目が単位未認定になっても留年にならない。他校で修得した単位も認められる。ただし再履修は一度とされているため、必修科目を落とすことはプレッシャーとなる。休まず授業をうける意識がなくては厳しい高校といえる。
登校してのホームルームなどはない。連絡のための会はあるが、一般的なクラスとは異なる。担任は存在せず、「SA」がアドバイザーとしてグループをサポートする。大きな連絡等は、玄関と食堂の情報テレビで行い、登校や出席も生徒個人が持つIDカードを活用している。このシステムは単位制高校だけではなく、大学からの視察や問い合わせもあるほど、注目されている。
芸術科目を重視し、美術・音楽はIIIまで、書道はIIまで、更に特別講師を招いて工芸Iを開講している。また、石巻専修大学との授業提携もあり、大学の教師による授業も展開されている。これは、卒業単位として認められるほか、石巻専修大学に入学した場合にも単位として認められる。
更に特徴的な取り組みとして、自己表現能力の開発のために、プロの劇団員による夏期演劇授業が行われる。文部科学省の指定も受け3年目を迎えた。
完全単位制高校として設立され、学年という枠のない授業を展開している。また、中学校在籍時にさまざまな理由から不登校だった生徒の60%は改善され、小集団教育の実践校ともいえる。
地域との関わり
[編集]地域社会にもオープンな学校を目指し、社会人聴講生の受け入れや、県内在住の方への講座(みやぎ県民大学)を設定するなど施設の開放に努めている。