宮崎光学
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
略称 | 宮崎光学 |
本社所在地 |
日本 〒273-0005 千葉県船橋市本町4丁目25番22号 |
設立 | 2015年(平成27年) |
業種 | 精密機器 |
法人番号 | 8040001089105 |
事業内容 | 写真機(カメラ)の交換レンズ |
代表者 | 宮﨑貞安(代表取締役社長) |
外部リンク | https://www.mkdirect51.com/ |
MS-OPTICS(エムエスオプティックス)は、日本のレンズメーカー。一眼レフカメラ用交換レンズを製作している株式会社。「宮崎光学」とも呼ばれている。
概要
[編集]創設者の「宮崎貞安」は、以前タカラトミー(旧トミー)のプロダクトデザインや設計に務めていた。「トミカビル」や「パックマン」の考案などの功績を残した[1]。以降、デザインと設計の経験を生かし、趣味であったレンズ設計に力を注ぐようになった。そして、1996年に他社の既存レンズをライカMマウントにしたカスタムレンズを製作・販売開始。2006年よりオリジナルレンズ制作を開始。2015年に事業を法人化し「株式会社MS-OPTICS」を設立する。現在も手作業でカメラ用レンズを製作している[2][3][4]。
レンズ製品
[編集]主に、ライカ用Mマウント用レンズを手掛ける[1]。以下の通り
- MS-MODE-S - 最初にリリースしたレンズ[5]。
APOQUALIA
[編集]- APOQUALIA 1.7/28 - フィルター径M34。最短撮影距離0.4m[6]。
- APOQUALIA1.3/35 SLIM
- APOQUALIA1.3/35II SLIM
- APOQUALIA-G 1.4/35 F MC
- APOQUALIA2/28
- APOQUALIA2/28II
- APOQUALIA2/28III -レンズガウス型4群6枚 [7]
APOLLON
[編集]- APOLLON 1,3/36 - 2022年12月発売。レンズ4群6枚。フィルター径M34。焦点距離36.2㎜。f値1.38。ライカMマウント[8]。
APORIA
[編集]- APORIA2/24 - 24㎜の超薄型大口径レンズ。ライカMマウント[9]。
XENOMAX
[編集]- XENOMAX3.5/50 - フィルター径M37。レンズ4群5枚。焦点距離51.6mm。ライカMマウント[10]。
SONNETAR
[編集]- SONNETAR1.3/50 - レンズ4群5枚。ライカMマウント[11]。
- SONNETAR1.5/73 - レンズ4群5枚。ライカMマウント。
VARIOPRASMA
[編集]- VARIOPRASAMA1.5/50 - 4群6枚Full MCコート SA可変レンズ。ライカMマウント。1922年に、P.RODOLPHが開発した「KINO PRASMAT1.5/50」を再現したレンズ。
VARIOPET
[編集]- VARIOPETZ2/57
HIPOLION
[編集]- HIPOLION19/8
HISTORIO
[編集]- HISTORIO-PROT6.3/40 - レンズ2群4枚。ライカMマウント。1890年ZeissのRudolphにより設計された初のAnastigmat Lens「PROTAR」を再現した。
- HISTORIO-DAGONAR6.3/40 - レンズ2群6枚。ライカMマウント。1905年、ゲルツ社から発売されたフォン・フーフによる設計の「Dagonar」=ゲルツダゴールの復元レンズである。
ELNOMAXIM
[編集]- ELNOMAXIM1.2/55 - レンズ4郡4枚Elnostar型。ライカMマウント。1920年、Elneman社のBerteleにより開発された「Ernostar0-1.8」の復元レンズである。
PET
[編集]- PETZ2/57 - レンズペッツバール改良型4群4枚。ライカMマウント。1840年、Petzvalとフォクトレンダーにより開発された「Petzval人像鏡」の復元レンズ。
PERAR
[編集]3群3枚トリプレット型レンズ[12]
- PERAR-R 3.5/35 MC
- PERAR-R 4/28 MC
- PERAR-R 4/24 MC
- PERAR-R 4.5/21 MC
- PERAR-R 4.5/17 MC
Summarit
[編集]- Summarit 40mm F2.4 - ライカ ミニルックスの「ズマリット40mmF2.4」をライカMマウントにしたレンズ。
REIROAL
[編集]- REIROAL 35mm F1.4 - レンズ4群6枚ダブルガウス。限定100本。最短撮影距離0.5m[13]。マップカメラ共同で企画・開発した商品。
その他
[編集]フード
[編集]- M58.5システムフード
- M56システムフード
- M51.5システムフード
取付レンズ
[編集]- MS.MAG×1.8
- MS.MAG×1.35
脚注
[編集]- ^ a b “株式会社MS-OPTICS 宮﨑 貞安さん | みんなで船橋を盛り上げる船橋情報サイト「MyFunaねっと」”. みんなで船橋を盛り上げる船橋情報サイト「MyFunaねっと」 | 千葉県船橋市の最新情報を毎日更新!おすすめ情報や新店のオープン情報をはじめ、地域のイベントなど、最新のニュースを楽しくお届けしています。船橋のことならMyfunaねっとへ!月刊Myfunaも大好評配布中☆Myfunaカード加盟店・サポーター企業も随時募集しています。 (2016年1月1日). 2024年5月8日閲覧。
- ^ “MK Direct:MS-OPTICS、宮崎貞安氏のライカ用オリジナルレンズの個人様用直販サイト。(宮崎光学、宮崎レンズ)”. MK Direct. 2024年5月8日閲覧。
- ^ “MS Optics:完璧を追い求めない、オルタナティブなレンズメーカー”. PREDUCTS. 2024年5月8日閲覧。
- ^ “株式会社MS-OPTICS | 千葉県船橋市 | 法人番号:8040001089105 の詳細 - 法人.info”. www.houjin.info. 2024年5月8日閲覧。
- ^ fclifetokyo (2019年11月22日). “MS-Optics 宮崎レンズの世界”. fclife.tokyo. 2024年5月8日閲覧。
- ^ “APOQUALIA1.7/28”. MK Direct. 2024年5月8日閲覧。
- ^ “APOQUALIA2/28 Ⅲ”. MK Direct. 2024年5月8日閲覧。
- ^ “APOLLON1.3/36”. MK Direct. 2024年5月8日閲覧。
- ^ “APORIA2/24”. MK Direct. 2024年5月8日閲覧。
- ^ “XENOMAX3.5/50”. MK Direct. 2024年5月8日閲覧。
- ^ “SONNETAR1.3/50”. MK Direct. 2024年5月8日閲覧。
- ^ “『MS-OPTICS PERAR 21mm f4.5』”. SKの寫眞機道楽. 2024年5月8日閲覧。
- ^ “新製品レビュー:マップカメラ+MS-Optics 「REIROAL M35mm F1.4 MC プラチナクローム」”. camerafan.jp. 2024年5月8日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- MS-optics (@MS_OPTICS) - X(旧Twitter)