宮崎富次郎 (初代)
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初代 宮崎 富次郎(しょだい みやざき とみじろう、1882年9月(明治15年) - 没年不明)は、日本の実業家。宮崎製作所代表取締役。長男は東洋ラジエーター(現:ティラド)元社長の2代目 宮崎富次郎。孫はアニメ監督の宮崎駿。曽孫はティラド代表取締役 CEO 兼 COO 社長執行役員の宮崎富夫。
経歴
[編集]東京都出身。奥村勝蔵の長男として生まれ、宮崎浅吉の養子となる[1]。その後、製錠業を修得し、1904年(明治37年)独立し金属雑貨製作業を営む[1]。その後、宮崎製作所を創業し代表取締役に就任[1]。
その後、長男の芳太郎が2代目富次郎として社業を継承し、22歳の若さで宮崎航空工業の社長のポストに座り、終戦で同社が解散するまで責任を全うした[2]。
人物
[編集]家族
[編集]- 妻・千代子(1884年(明治17年)生)
- 安達菊松の四女[1]。
- 長男・芳太郎(1909年(昭和42年)6月23日生)
- 米沢高等工業学校卒。2代目富次郎。東洋ラジエーター(現:ティラド)元社長。
- 次男・勝次(1914年(大正3年)生1月2日生)
- 孫・駿(1941年(昭和16年)1月5日)
- 学習院大学政経学部卒。アニメ監督。次男・勝次の次男。
- 曽孫・富夫
- 慶應義塾大学大学院理工学部修士課程修了。ティラド代表取締役 CEO 兼 COO 社長執行役員。長男・芳太郎(2代目富次郎)の孫。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f “人事興信録 第13版下 み四”. dl.ndl.go.jp. 2024年9月22日閲覧。
- ^ “実業之世界社『現代人物史』451頁”. dl.ndl.go.jp. 2024年9月22日閲覧。
- ^ a b c “稲門紳士録刊行会『稲門紳士録』637頁”. dl.ndl.go.jp. 2024年9月22日閲覧。
参考文献
[編集]- 人事興信所 編『人事興信録 第13版下』人事興信所、1941年。
- 稲門紳士録刊行会 編纂『稲門紳士録』稲門紳士録刊行会、1980年。