宮崎県東児湯消防組合
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宮崎県東児湯消防組合(みやざきけんひがしこゆしょうぼうくみあい)は、宮崎県児湯郡高鍋町・木城町・都農町・川南町・新富町が組織する一部事務組合(消防組合)である。組合管理者は構成する5町の町長の持ち回り任期制である。ここでは東児湯消防組合消防本部についても言及する。
概要
[編集]児湯郡のうち、西都市以東5町(高鍋町・木城町・都農町・川南町・新富町)の常備消防を担当する組織として結成された。なお、児湯郡のうち、西都市以西の西米良村は常備消防未設置自治体である。
- 消防本部:宮崎県児湯郡高鍋町上江4526
- 管内面積:443.52km2
- 管轄区域:児湯郡のうち高鍋町・木城町・都農町・川南町・新富町の5町および東九州自動車道日向IC - 西都IC間
- 職員数:消防本部22人・消防署77人 計99名(出向中の職員込み)
- 消防署1カ所、分遣所3カ所
- 車両:25台
- 管理者:都農町長(管理者は5町の町長が兼任し、任期2年ないし4年での持ち回り)
- 副管理者:高鍋町長・川南町長・木城町長・新富町長・都農町副町長(管理者と同じ町の副町長および、残り4町の町長が兼任)
- 組合議員:10名(議長は5町の町議会議長が兼任し、任期2年持ち回り)
- 監査委員:2名
(2020年10月15日現在)[1]
組織
[編集]- 消防長
- 総務課
- 防災センター
- 警防通信課
- 通信指令室
- 予防課
- 総務課
- 消防署長
- 消防課
- 救助課
- 救急課
主力機械
[編集]2020年6月3日現在[1]
- 水槽付き消防ポンプ自動車:4(うち災害対応特殊水槽付き消防ポンプ自動車1, 13mブーム付多目的消防ポンプ自動車1)
- 救助工作車II型:1
- 高規格救急車:6(うち非常用1)
- 化学消防車:1
- 指揮車:1
- 指揮支援車:1
- 小型動力ポンプ付き水槽車:1
- 資機材搬送車:1
- 公共応急作業車:1
- 水上バイク搬送用トレーラー:2
- 水上バイク:2
なお、川南分遣所・都農分遣所のポンプ車・高規格救急車、本署の化学消防車は緊急消防援助隊に登録している[1]。
沿革
[編集]- 1970年(昭和45年)
- 3月17日:各町村において組合規約を可決。
- 5月30日:一部事務組合の設置。
- 10月1日:東児湯消防組合消防本部消防署を設置。元高鍋町消防団本部庁舎を消防署として借用。
- 12月15日:救急業務開始
- 1971年(昭和46年)
- 1月5日:都農分遣所を都農町役場内に設置。
- 6月25日:都農分遣所新庁舎落成。都農分遣所を移転。
- 1972年(昭和47年)
- 4月1日:消防署新庁舎落成。消防署を移転。
- 4月7日:新富分遣所・川南分遣所を設置。
- 1973年(昭和48年)
- 4月1日:木城村が町制施行。木城分遣所を設置。
- 2004年(平成16年)3月17日:本署、新庁舎移転。
- 2010年(平成22年)11月1日:木城分遣所廃止
消防署
[編集]消防署 | 住所 | 分遣所 |
---|---|---|
東児湯消防組合消防本部消防署 | 児湯郡高鍋町上江4526 | 都農:児湯郡都農町大字川北14708番地3 川南:児湯郡川南町大字平田1689番地3 新富:児湯郡新富町大字上富田6247番地3 |