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宮本みち子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

宮本 みち子(みやもと みちこ、1947年8月28日[1] - )は、日本社会学者社会学博士

千葉大学放送大学名誉教授。専攻は家族社会学、若者の社会学、生活保障論、社会政策。

来歴

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1947年長野県松本市生まれ。1966年長野県松本深志高等学校卒業。1971年東京教育大学文学部社会科学科経済学専攻卒業。1973年東京教育大学文学部社会科学科社会学専攻卒業。1975年お茶の水女子大学大学院家政学研究科修士課程修了。1975年千葉大学教育学部助手、助教授、教授。1997-1998年イギリスケンブリッジ大学社会政治学部客員研究員2005年放送大学教養学部教授、2014年副学長。労働政策審議会委員、中央教育審議会委員、社会保障審議会委員を歴任。内閣府子どもの貧困対策に関する有議者会議座長、内閣官房こども政策の推進に係る有識者会議構成員等。

著書・論文

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  • 『東京ミドル期シングルの衝撃ー「ひとり」社会のゆくえー』(宮本みち子・大江守之編著)東洋経済新報社(2024)
  • 『若者の権利と若者政策』明石書店(2023)
  • 『アンダークラス化する若者たちー生活保障をどう立て直すかー』(宮本みち子・佐藤洋作・宮本太郎編著)明石書店(2021)
  • 「”失われた20年”で中期親子関係はどのように変わったのか」シンポジウム報告、『家族研究年報』No.45(2020)
  • 「子どもの貧困の実態と社会政策」『奪われるこどもたちー貧困から考える権利の話ー』(富阪キリスト教センター編 第2章)教文館
  • 『地方に生きる若者たち』(石井まこと・宮本みち子・阿部誠編著)旬報社(2017)
  • 『人口減少社会の構想』(宮本みち子・大江守之編著)編著 放送大学教育振興会(2017)
  • 「日本における成人期への移行モデルと若者政策ー家族と仕事の変容からー」『家族関係学』第35号(2016)
  • 「単身社会のゆくえと親密圏の再構築」『2050年超高齢社会のコミュニティ構想』(若林靖永・樋口恵子編 第4章)岩波書店
  • 「若者無業者と地域サポートステーション事業」, 季刊・社会保障研究, Vol.51 No.1 (2015)
  • 「若者の移行期政策と社会学の可能性―「フリーター」「ニート」から「社会的排除」へ」社会学評論66(2)(2015)
  • 『下層化する女性たち: 労働と家庭からの排除と貧困』(小杉礼子・宮本みち子編著)勁草書房(2015)
  • 『すべての若者が生きられる未来をー家族・教育・仕事からの排除に抗して』(宮本みち子編)岩波書店(2015)
  • 「生活困窮者の増加と生活保障の課題」『生活経営学研究』No.48(2013)
  • 「若者不安定就業者の経済的移行と家族形成の実態―親の家からの独立の課題を中心に―」『日本労働社会学会年報』23号(2013)
  • 「成人期への移行モデルの転換と若者政策」『人口問題研究』国立社会保障・人口問題研究所,68巻第1号(2012)
  • 『若者が無縁化する; 仕事・福祉・コミュニティでつなぐ』ちくま新書(2012)
  • 『現代世界の結婚と家族』(宮本みち子・善積京子編著) 放送大学教育振興会(2008)
  • 『雇用流動化のなかの家族;企業社会・家族・生活保障システム』(宮本みち子・舩橋惠子編著) ミネルヴァ書房(2008)
  • 「長期化する移行期の実態と移行政策」『若者-長期化する移行期と社会政策』(社会政策学会編 Ⅰー1)法律文化社(2008)
  • 『若者が《社会的弱者》に転落する』洋泉社・新書(2002)
  • 『ポスト青年期と親子戦略 ;大人になる意味と形の変容』勁草書房(2004) など

翻訳

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関連項目

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脚注

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  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.346

外部リンク

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