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宮脇昇

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

宮𦚰 昇(みやわき のぼる )は、日本の国際政治学者立命館大学政策科学部教授。専門は、安全保障論、とくにOSCEの研究。

来歴

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イラクバグダード生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士後期課程修了。学位博士(政治学)松山大学法学部講師・助教授を経て、立命館大学政策科学部教授。

著書

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単著

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  • 『CSCE人権レジームの研究――「ヘルシンキ宣言」は冷戦を終わらせた』(国際書院, 2003年)
  • 『ロシア兵捕虜が歩いたマツヤマ――日露戦争下の国際交流』(愛媛新聞社, 2005年)
  • 『戦争と民主主義の国際政治学』(日本経済評論社,2021年)

共編著

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訳書

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論文

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雑誌論文

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  • 「CSCEの人権レジームの形成と発展――ウィーン再検討会議の時期を中心に(1-4)」『早稲田政治公法研究』47・48・50・52号(1994年-1996年)
  • 「冷戦期国際人権レジームと国家の相克」『外交時報』1336号(1997年)
  • 「OSCEの人権レジームとバルト三国」『北欧史研究』14号(1997年)
  • 「OSCE(欧州安全保障協力機構)の人権レジームの変化――ロマ(ジプシー)の問題領域を中心に」『松山大学論集』9巻1号(1997年)
  • 「人権をめぐる冷戦後の国際政治――CSCE/OSCEプロセスにおける人権NGO」『平和研究』22号(1997年)
  • 「冷戦期の東西欧州の少数民族問題――CSCE/OSCE(欧州安全保障協力会議/機構)の人権レジームにおけるユーゴスラビアの役割」『広島平和科学』21号(1998年)
  • 「国際レジームにおけるNGOアクター――人権NGOをめぐる国連とOSCEの比較」『国際政治』119号(1998年)
  • 「ベラルーシの民主化と人権問題」『ロシア研究』32号(2001年)
  • 「ベラルーシの民主化問題とOSCE」『ロシア・東欧研究』31号(2002年)
  • 「レジームと消極的アクター――『非対称型レジーム』と『死文化レジーム』」『国際政治』132号(2003年)
  • 「『駆け込み核戦争』は防げるか?――国際政治のシミュレーションの課題」『松山大学論集』15巻6号(2004年)
  • 「国際政治における嘘と<as if game>――冷戦期のCSCEと人権NGO」『政策科学』14巻2号(2007年)
  • 「OSCE(欧州安全保障協力機構)の現地活動団」『国際法外交雑誌』106巻2号(2007年)
  • 「トランスナショナル唱導ネットワーク(TAN)の限界――『ブーメラン効果』に対抗する as if 的行動と時間要因試論」『公共政策研究』7号(2007年)

単行本所収論文

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  • 「安全保障と人権のリンケージ――非対称型レジームとしてのCSCE人権レジーム」山本武彦編『国際安全保障の新展開――冷戦とその後』(早稲田大学出版部, 1999年)
  • 「OSCEと人権・民主主義――人権レジームから民主化レジームへ」岩崎正洋工藤裕子佐川泰弘B・サンジャックJ・ラポンス編『民主主義の国際比較』(一藝社, 2000年)
  • 「デタントと『新冷戦』の時代 1970-89年」臼井実稲子編『ヨーロッパ国際体系の史的展開』(南窓社, 2000年)
  • 「東地中海の地域協力と紛争解決メカニズムの創成力学――キプロス紛争解決のレジーム」山本武彦編『地域主義の国際比較――アジア太平洋・ヨーロッパ・西半球を中心にして』(早稲田大学出版部, 2005年)

脚注

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