コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

宮越徹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
宮越 徹
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 奈良県奈良市
生年月日 (1978-04-07) 1978年4月7日(46歳)
身長
体重
183 cm
81 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 1996年 ドラフト8位
初出場 2000年8月31日
最終出場 2007年8月3日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

宮越 徹(みやこし あきら、1978年4月7日 - )は、奈良県奈良市出身の元プロ野球選手投手)。右投右打。現在は東北楽天ゴールデンイーグルスチーム統括本部長補佐。

来歴・人物

[編集]

奈良県立郡山高等学校2年時の1995年第67回選抜高等学校野球大会に出場。初戦で熊本工業高校に敗退したが、先発の中村泰広を救援したところ、好投したため一躍注目されるようになった。
2年秋に肩を痛めて、3年時は公式戦で登板がなかった[1]

1996年のNPBドラフト会議で、中日ドラゴンズからの8位指名を受けて入団。入団当初は「骨格の成長に肉体が追い付かない」という難病に苦しめられたものの、無事に克服したことから、二軍ではエース格として活躍する。しかし、一軍公式戦では、制球難と球速不足の影響で目立った成績を残せなかった。

2004年のシーズン終了後に、大友進玉野宏昌との交換トレードで、正津英志と共に西武ライオンズへ移籍。2005年7月17日の対福岡ソフトバンクホークス戦(福岡Yahoo!JAPANドーム)で、プロ9年目にして一軍公式戦初勝利を挙げた。この年には、先発5試合を含む21試合に登板。4勝1敗、防御率2.80という好成績を残した。

2007年には、一軍公式戦の登板が3試合にとどまった。10月2日に球団から戦力外通告を受けたことを機に現役を引退。11月30日付で、NPBから自由契約選手として公示された。

2008年から東北楽天ゴールデンイーグルスに入団。同年は打撃投手2009年からは一時、二軍サブマネージャーを務めた。2018年から編成部のアマスカウトグループへ配属されたことを機に、東北地区担当のスカウトとして活動。

詳細情報

[編集]

年度別投手成績

[編集]




















































W
H
I
P
2000 中日 5 1 0 0 0 0 1 0 -- .000 47 10.0 14 4 2 0 1 5 0 0 13 13 11.70 1.60
2001 3 0 0 0 0 0 0 0 -- ---- 14 3.0 6 2 0 0 0 4 0 0 4 4 12.00 2.00
2002 2 1 0 0 0 0 1 0 -- .000 12 2.1 3 0 2 0 0 1 0 0 5 5 19.29 2.14
2003 3 0 0 0 0 0 0 0 -- ---- 10 3.0 2 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0.00 0.67
2004 7 0 0 0 0 0 0 0 -- ---- 30 7.0 7 2 3 0 0 4 1 0 7 7 9.00 1.43
2005 西武 21 5 0 0 0 4 1 0 1 .800 247 61.0 47 9 17 1 1 47 3 0 23 19 2.80 1.08
2006 12 5 0 0 0 1 3 0 2 .250 163 37.1 40 5 15 1 1 22 1 0 24 22 5.30 1.47
2007 3 3 0 0 0 1 0 0 0 1.000 61 13.1 16 2 4 0 1 8 1 0 4 4 2.70 1.50
通算:8年 56 15 0 0 0 6 6 0 3 .500 584 137.0 135 24 43 2 4 92 6 0 80 74 4.87 1.30

記録

[編集]

背番号

[編集]
  • 62 (1997年 - 2004年)
  • 66 (2005年 - 2007年)
  • 112 (2008年)

脚注

[編集]
  1. ^ 週刊ベースボール1997年2月24日号 97プロ野球全選手写真名鑑 ベースボールマガジン社

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]