コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

富士インターチェンジ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
富士バスストップから転送)
富士インターチェンジ
東名富士インター料金所 地図
所属路線 E1 東名高速道路
IC番号 9
料金所番号 01-110
本線標識の表記 西富士道路
富士 富士宮
起点からの距離 121.5 km(東京IC起点)
愛鷹PA (15.6 km)
(6.0 km) 富士川SA/SIC
所属路線 西富士道路
起点からの距離 0.0 km(富士IC起点)
(1.7 km) 広見IC[1]
接続する一般道 国道139号
静岡県道353号標識
静岡県道353号田子浦港富士インター線
静岡県道414号標識
静岡県道414号富士富士宮線[2]
供用開始日 (東名)1968年4月25日
(西富士)1982年4月2日
通行台数 (東名)16,853台/日(2017年度)
所在地 417-0061
静岡県富士市伝法272-8
北緯35度10分49.5秒 東経138度40分37.4秒 / 北緯35.180417度 東経138.677056度 / 35.180417; 138.677056座標: 北緯35度10分49.5秒 東経138度40分37.4秒 / 北緯35.180417度 東経138.677056度 / 35.180417; 138.677056
テンプレートを表示

富士インターチェンジ(ふじインターチェンジ)は、静岡県富士市にある東名高速道路西富士道路インターチェンジである。両道路を接続するジャンクションの機能を兼ねる。

また、高速バス東名富士バスストップについても本項で記述する。

概要

[編集]

東名高速道路のインターチェンジとして供用を開始し、その後国道139号バイパスとして開通した西富士道路と繋がり、現在では高速道路と一般道の主要路線が連結した交通要衝を形成する。

富士市と富士宮市が属する都市圏は元より、広域を占める富士山とその西麓沿線への起終点として、東部の御殿場ICあるいは北部の中央自動車道河口湖ICと同様に、富士周遊における拠点性を持つ[3]

当ICは西日本方面からの利便性がよく、主に富士山周辺を結ぶ高速バスの多くはここから一般道と乗降する経路を採用している。

後に開通した新東名高速道路新富士ICはその本出入口より内陸側に移っており、さらに市北部や裾野市を横断する国道469号が手近に開通したことでより富士山南麓方面への利便性が向上した。2地点は西富士道路にて相互連絡し、インターチェンジにおける交通動向は目的地別による通行車両の分散化を現すようになった。

歴史

[編集]
  • 計画時は吉原市だった為インターチェンジ名は吉原インターチェンジ

道路

[編集]

接続する道路

[編集]

東名高速道路

西富士道路

料金所

[編集]
  • ブース数 : 9

入口

[編集]
  • ブース数 : 3
    • ETC専用 : 1
    • ETC/一般 : 1
    • 一般 : 1

出口

[編集]
  • ブース数 : 6
    • ETC専用 : 2
    • 一般 : 4

周辺

[編集]
インターチェンジ一帯。東名高速(東西)と西富士道路(南北)が交差する。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

以下は市街区域に所在するものを列挙し、富士山方面については同方面の最寄出入口となる西富士道路小泉ICを参照。

公共施設
景勝
鉄道駅
その他

[編集]
E1 東名高速道路
(8) 沼津IC - (8-1) 愛鷹PA/SIC - (9) 富士IC - (9-1) 富士川SA/SIC - 由比PA - (9-2) 清水JCT - (10) 清水IC
西富士道路
富士IC - 広見IC -新富士IC -小泉IC

補足

[編集]
  • 以前は中日本高速道路東京支社の管理事務所である富士保全・サービスセンターが併設されていたが、新東名高速道路の開通に際し新富士ICに移設された。
  • 新東名高速道路開通に伴う東名高速道路の利用交通量の減少率が各インターチェンジ中で最大となったが、対する新富士ICの交通量は同路線中最多であった[4]
  • 東名高速道路が台風などの気象現象に伴い沿岸部に接する由比PA付近が高波の影響を受ける場合、当該区間の両端である本出入口-清水JCT間が通行止めとなる。

富士バスストップ

[編集]
富士バスストップ(2008年9月)
ヤキソバEXPRESS・かぐや姫EXPRESS乗り場(2008年9月)

富士バスストップ(ふじバスストップ)は、東名富士インターに併設するバス停留所 (BS) である。

旅客案内上では『東名富士』(とうめいふじ)と呼称される。

停車ハイウェイバス系統

[編集]

バス停施設

[編集]

乗り換え

[編集]
路線バス
  • 富士急静岡バス 『伝法二丁目』バス停(県道414号沿い徒歩7分)
タクシー
  • 富士インタータクシーのりば

乗り場はバス停に併設されており、富士市または富士宮市のタクシー会社が乗り入れている。

補足

[編集]

隣接するバスストップ

[編集]
東名ハイウェイバス
中里BS - 富士BS - 松岡BS
東海道昼特急号
御殿場BS - 富士BS - 静岡BS
ヤキソバEXPRESS
江田BS - 富士BS - 鷹岡車庫/富士宮市役所
かぐや姫EXPRESS
江田BS - 富士BS - 昭和通り
ミッドナイトふじ
江田BS - 富士BS - 新富士駅

関連項目

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 東名富士ICおよび上り線一般道出口との距離は1.0 km。
  2. ^ a b 以前の現道区間である国道139号富士IC交差点-小泉権現交差点間は2015年度より県へ移管され静岡県道414号富士富士宮線となった。
  3. ^ 富士山周辺道路情報 - 国土交通省関東地方整備局中部地方整備局公式サイト。道路情報サイトの一つで、各インターチェンジを要所として所要時間や沿線の観光案内を記載している。
  4. ^ 新東名開通による高速道路の交通動向の変化』(PDF)(プレスリリース)中部地方整備局・NEXCO中日本東京支社、2014年2月http://www.shintomei-shizuoka.net/oneyear/05.pdf2015年10月22日閲覧 
  5. ^ 京阪方面のフジヤマライナー金太郎号、北陸方面の金沢・小松・福井⇔河口湖・富士急ハイランド線など。富士五湖-名古屋方面の区間直行便であるリゾートエクスプレス(富士山駅・河口湖⇔名古屋線)は新東名開通に伴い同路線経由となり乗降は新富士ICへ移行した。
  6. ^ 富士・富士宮~東京線(やきそば・かぐや姫EXPRESS・ミッドナイトふじ) - 富士急行公式サイト。【備考・注意事項】を参照。

外部リンク

[編集]