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富田真知子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

富田真知子は、日本学者ニューヨーク州立大学バッファロー校リハビリテーション科学学部教授[1](クリニカルプロフェッサー)。

来歴

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上智大学新聞学科を1974年に卒業後[2]、同校にて、1976年にジャーナリズムの修士課程を修了した[2]。1981年に、ミネソタ大学において、マス・コミュニケーション調査の修士課程を修了[2]。1999年にミネソタ大学で、コミュニケーションと情報技術をテーマに博士号を取得している[1]

ニューヨーク州立大学バッファロー校のエイジング・テクノロジープロジェクトの部門長を務めている[3]。また、アメリカ国立衛生研究所(NIH)やアメリカアルツハイマー病協会、カナダ保健研究機構の査読員を務める[2]

研究活動

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老年学研究に力点を起き、米国立障害リハビリテーション研究所(USDE)およびアメリカ国立衛生研究所(NIH)、日本学術振興会などから研究費を受託している[3]。(2020年5月時点において)査読済み学術誌で95件の学術論文を、複数の作業療法の書物で6件の論文を著している[1]。2015年に刊行された欧州系の学術専門誌では、北米における老年学研究領域の24人の研究者の1人として取り上げられた[1]。高齢者や看護者のクオリティ・オブ・ライフ(QOL)向上の研究に25年間貢献しており、アメリカ連邦政府、州政府、地域の財政的支援を受けている。 開発した高齢者の転倒防止ツール(ホームセイフティセルフアセスメントツール)は5つの言語を採用し、全米40州で利用されている[4]

出典

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  1. ^ a b c d 「Machiko R. Tomita」”. IEEE. 2020年5月24日閲覧。
  2. ^ a b c d 「Machiko R. Tomita」”. University at Buffalo. 2020年5月24日閲覧。
  3. ^ a b “[http://wp.lehman.edu/public-health-minute-with-william-latimer/machiko-tomita-phd-state-university-of-new-york-at-buffalo-ehealth/ 「Machiko Tomita PhD」]”. Lehman College. 2020年5月24日閲覧。
  4. ^ 「Machiko R. Tomita」”. UB News. 2020年5月24日閲覧。