富田重夫
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富田 重夫(とみた しげお、1925年7月4日 -2024年8月21日 )は、日本の経済学者。慶應義塾大学名誉教授。
略歴
[編集]岐阜県岐阜市生まれ。1948年慶應義塾大学経済学部卒業、同年助手、1957年専任講師、1966年「現代経済学の体系的理解 方法論的研究」で経済学博士。同年教授。1977年紺綬褒章受章[1]。1991年定年、名誉教授[2]。聖学院大学政治経済学部教授、浜松大学教授などを歴任した。2024年8月21日逝去、享年99歳。同年11月15日のゼミのOBOG会は、当初「富田先生の数え100歳をお祝いする会」の予定であったが、急遽「富田先生を偲ぶ会」として開催された。
著書
[編集]単著
[編集]- 『正統学派, 限界主義およびマルクシズムの体系的理解』(日本評論新社, 1961年)
- 『経済学方法論』(日本評論社, 1966年)
- 『家庭経済学 消費の経済理論』(学文社, 1967年)
- 『経済原論講義要覧』(慶応通信, 1989年)
- 『経済学方法論の探究』(富田重夫論文集編集委員会, 2012年)
共編著
[編集]翻訳
[編集]- N.カルドア, ルイジ・パシネッティ他『マクロ分配理論 ケンブリッジ理論と限界生産力説』(編訳, 学文社, 1973年)