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寸又峡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
寸又峡の位置(100x100内)
寸又峡
寸又峡
静岡県における寸又峡の位置
※印は寸又峡温泉

寸又峡(すまたきょう)は静岡県中部、川根本町にある大井川支流、寸又川峡谷。全長16kmで、比高は100mに達する。 地図

概説

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赤石山脈の隆起と寸又川の激しい下刻作用によって、複雑に入り組んだ流れが特色。穿入蛇行、貫流丘陵などは独特の地形。今でも浸食が激しく、寸又峡温泉のある大間集落付近には、元々河床があったと見られる跡がある。上流地域は手付かずの自然が多く残り、1976年3月22日大井川源流部原生自然環境保全地域に指定されている[1]。また、以前から林業が盛んであったため、その名残として飛龍橋や散策路が残っており、観光遊歩道として再生。2002年には、遊歩百選に選ばれた[2]

新緑紅葉の季節は格別に美しく、また夏場の観光客も多い。大間ダム湖に架かっている夢の吊橋は有名な観光名所である。

夢の吊橋

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夢の吊橋

「夢の吊橋」北緯35度10分52.1秒 東経138度6分44.2秒 / 北緯35.181139度 東経138.112278度 / 35.181139; 138.112278は、大間ダム湖にかかる延長約90m、高さ約8mの吊り橋。その名称については、に出そうな幻想的な橋という意味の他に、渡るのが怖くて夢に見そうな橋という意味合いもある。

一度に渡れる人数は10人に制限されている。また、行楽シーズンなど観光客で賑わう日は一方通行となることがある。

2012年10月、トリップアドバイザーの企画「バゲットリスト」の「死ぬまでに渡りたい世界の徒歩吊橋10」に選ばれた[3]

アクセス

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周辺の観光スポット

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登山基地

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寸又峡は南の黒部渓谷とも称され、南アルプス深南部や寸又三山への重要な登山口となっている。

脚注

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  1. ^ 大井川源流部原生自然環境保全地域”. 環境省ホームページ. 2014年7月15日閲覧。 “自然環境保全地域名:大井川源流部原生自然環境保全地域、面積(陸域のみ):1,115ha
  2. ^ 遊歩百選”. 日本百選 都道府県別データベース. 2014年7月15日閲覧。
  3. ^ エメラルドグリーンの湖面を空中散歩。寸又峡「夢の吊橋」を渡り、大井川鐵道に乗る!│観光・旅行ガイド”. ぐるたび. 2020年6月1日閲覧。

関連項目

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座標: 北緯35度10分44秒 東経138度06分21秒 / 北緯35.178792度 東経138.105753度 / 35.178792; 138.105753 (寸又峡)