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寺薗淳也

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てらぞの じゅんや

寺薗 淳也
生誕 (1967-10-31) 1967年10月31日(57歳)
日本の旗 日本東京都
国籍 日本の旗 日本
出身校 東京大学大学院理学系研究科地球惑星物理学専攻博士課程中退
職業 天文学者
情報科学者
社会起業家
公式サイト 寺薗淳也ウェブサイト
月探査情報ステーション
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寺薗 淳也(てらぞの じゅんや、1967年 - )は日本の天文学者情報学者社会起業家[1]。元会津大学准教授[1][2]宇宙航空研究開発機構(JAXA)などを経て、宇宙開発の普及・啓発活動を行う[3][4]

合同会社ムーン・アンド・プラネッツ代表社員(業務執行社員)[3][5]有限会社ユニバーサル・シェル・プログラミング研究所 上級UNIXエバンジェリスト[3][6]。ウェブサイト「月探査情報ステーション」主宰者(編集長)[7][2]ASIOS客員[8]。NPO法人日本火星協会理事[3]

経歴

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1967年、東京都に生まれる[3][1]昭和女子大学附属昭和小学校[9]麻布中学校・高等学校卒業[1]名古屋大学理学部地球科学科卒業[1]東京大学大学院理学系研究科地球惑星物理学専攻博士課程中退(学位修士[1][2]

宇宙開発事業団(NASDA)職員、宇宙航空研究開発機構(JAXA)職員、財団法人日本宇宙フォーラム職員、会津大学准教授情報通信研究機構有期研究技術員を経て、合同会社ムーン・アンド・プラネッツ代表社員(業務執行社員)、有限会社ユニバーサル・シェル・プログラミング研究所 上級UNIXエバンジェリスト[10][6][11][12][7][13][14][15][16]

専門は惑星科学情報科学[3][16]

また、UFO研究者としてNHKの「幻解!超常ファイル」に出演し、UFO画像の解析や解説を行っている他、ASIOSの客員として超常現象陰謀論の調査分析も行っている[17][8]

2022年11月発刊の著書『2025年、人類が再び月に降り立つ日 宇宙開発の最前線』(祥伝社新書)[18]は、第54回星雲賞(2023年8月5日発表予定)のノンフィクション部門に参考候補作としてノミネートされた[19]

社会起業家としての活動

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寺薗が代表社員(業務執行社員)を務める合同会社ムーン・アンド・プラネッツは以下の事業を目的とする法人である[20][5]

  1. 宇宙開発に関する広報及び普及啓発活動の実施
  2. 宇宙開発に関するイベントの企画・運営・構想提案
  3. 宇宙開発に関する調査・研究の受託・実施
  4. 宇宙開発で得られたデータの解析受託・実施
  5. 宇宙開発に関するソフトウェアの開発受託
  6. 宇宙開発に関わる人材の育成・支援、キャリア・コンサルティング
  7. その他前各号に附帯関連する一切の事業

著書

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単著

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  • 『惑星探査入門 : はやぶさ2にいたる道、そしてその先へ』(朝日新聞出版、2014年)
  • 『夜ふかしするほど面白い「月の話」』(PHP研究所、2018年)
  • 『宇宙探査ってどこまで進んでいる? : 新型ロケット、月面基地建設、火星移住計画まで』(誠文堂新光社、2019年)
  • 『宇宙開発の不都合な真実』(彩図社、2022年)
  • 『2025年、人類が再び月に降り立つ日 宇宙開発の最前線』(祥伝社、2022年)

共著・共訳・監修

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  • 『最新・月の科学 : 残された謎を解く』(NHK出版、2008年、共著)
  • 『イケナイ宇宙学 : 間違いだらけの天文常識』(楽工社、2009年、共訳)
  • 『はやぶさ君の冒険日誌』(毎日新聞社、2012年、監修)
  • 『はじめての宇宙旅行ガイド1 ISSに泊まる旅行』(フレーベル館、2022年、監修)[21]
  • 『はじめての宇宙旅行ガイド2 月・火星を訪ねる旅行』(フレーベル館、2023年、監修)
  • 『知れば知るほどロマンを感じる!宇宙の教科書』(ナツメ社、2023年、共同監修)

執筆者として参加

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  • 『天文学大事典』(地人書館、2007年)[22]
  • 『いまさらきけない 物理の疑問 身近に感じる物理編』(技術評論社、2009年5月)
  • 『読んでなっとく 物理の疑問 科学の不思議が楽しくわかる』(技術評論社、2009年12月)
  • ASIOS著『謎解き 超常現象II』(彩図社、2010年4月)
  • ASIOS奥菜秀次水野俊平『検証 陰謀論はどこまで真実か』文芸社、2011年1月19日、担当範囲(第1章 私たちの日常は陰謀に満ちている!? — 日常生活編 有害物質を大量に含んだ雲ケムトレイルに気をつけろ)頁。ISBN 978-4286228426 
    • ASIOS『増補版 陰謀論はどこまで真実か』文芸社、2021年7月15日、担当範囲:107-116(第2章 私たちの生活に関わる陰謀論 有毒物質を大量に含んだ雲「ケムトレイル」が空に浮かんでいる?)頁。ISBN 978-4286228426 
  • ASIOS著『謎解き古代文明』(彩図社、2011年5月)
  • ASIOS著『「新」怪奇現象41の真相』(彩図社、2016年1月)
  • ASIOS著 『映画で読み解く「都市伝説」』(洋泉社、2016年6月)
  • 『地形の辞典』(朝倉書店、2017年2月)
  • 『日本の未来100年年表』(洋泉社、2017年10月)
  • 『宇宙開発をみんなで議論しよう』 (名古屋大学出版会、2022年、担当範囲:第Ⅱ部議論その2、コラム「宇宙ビジネス」、第Ⅴ部3章[23])
  • 左巻健男RikaTan委員『雑誌『RikaTan(理科の探検)』 2008年12号』株式会社 文理、2008年11月26日、担当範囲:64-65(【連載】ニセ科学を斬る アポロ月陰謀論の批判)頁。 [21]
  • 左巻健男+RikaTan委員『雑誌『RikaTan(理科の探検)』 2014年冬号(1月号)「特集1 雲、雪、台風に迫る!」(通巻13号)』株式会社 文理、2014年11月26日、担当範囲(「ケムトレイルに気をつけろ」に気をつけろ)頁。 [21]
  • 左巻健男+RikaTan委員『雑誌『RikaTan(理科の探検)』 2016年冬号(1月号)「特集 陰謀論の正体!? 2016」(通巻23号)』株式会社 文理、2016年10月26日、担当範囲:54-59(まーだ「アポロ疑惑」を信じてるの? 〜アポロ月着陸がまだ信じられないあなたのための、再「アポロ疑惑」入門〜)頁。 [21]

ほか

出演

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ラジオ

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ほか

テレビ

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  • 『検証! 機動戦士ガンダムの世界 〜宇宙世紀への道〜』、日本BS放送開局記念番組、2007年12月1日[24]
  • 所さんの目がテン!』「神秘 月光虹&月光発電」、日本テレビ、2009年9月19日※取材協力
  • ワンダー×ワンダー』 「ここまで来た!月面基地計画」、NHK総合テレビ、2009年10月24日
  • 時論公論』 「太陽系を越えて ボイジャーが残したもの」、NHK総合テレビ、2013年9月21日
  • 視点・論点』 「ボイジャーが残したもの」、NHK総合テレビ、2013年10月25日
  • 幻解!超常ファイル ダークサイド・ミステリー』「File.06 UFO&トリノ聖骸布の謎」、NHK BSプレミアム、2013年11月7日
  • 『幻解!超常ファイル ダークサイド・ミステリー』「File. 08 アポロとNASAの陰謀!?&平将門の首塚」、NHK BSプレミアム、2014年3月26日
  • 『視点・論点』 「冥王星を越えて、ロマンを越えて」、 NHK教育テレビ、2015年8月25日
  • 『視点・論点』 「火星への夢」、NHK総合テレビ・NHK教育テレビ、2016年2月18日
  • 『視点・論点』 「冥王星が見せた素顔」、NHK総合テレビ・NHK教育テレビ、2016年11月28日
  • コズミックフロント☆NEXT』 「フェイク?真実?検証 宇宙のミステリー」、NHK BSプレミアム、2018年5月24日
  • 世界一受けたい授業』「月への偉大な一歩から50年 月面着陸成功の真実を息子が語る!」、日本テレビ、2019年2月23日※取材協力・監修
  • 『視点・論点』「アポロから50年 月・惑星探査の未来」、NHK教育テレビ・NHK総合テレビ、2019年4月1日[25]
  • サイエンスZERO』「宇宙夜話#1 とことん味わう はやぶさ2」、NHK教育テレビ、2019年4月7日
  • 『サイエンスZERO』「アポロ月面着陸から50年 知られざる分岐点」、NHK教育テレビ、2019年7月7日※取材協力・監修
  • 『月着陸50年 ムーンウォーカーが見た絶景』、NHK BS4K・8K、2019年7月20日
  • 幻解!超常ファイル』「2時間スペシャル!超常映像2019」、NHK BSプレミアム、2019年12月30日
  • 『クローズアップ現代プラス』「世界をリード 日本の小惑星探査 ~密着 はやぶさ2の舞台裏~」、NHK総合テレビ、2021年12月8日[25]
  • 『幻解!超常ファイル』「File-28 最新超常映像2020」、NHK BSプレミアム、2020年12月30日[25]
  • 『サイエンスZERO』「はやぶさ2 知られざる原点」、NHK教育テレビ、2021年1月31日[25]
  • 『幻解!超常ファイルスペシャル』「最新超常映像2021」、NHK BSプレミアム、2021年12月30日[25]
  • 『中秋の名月 とっておきの満月』、NHK BSプレミアム 、2022年9月10日[25]
  • 『年またぎ宇宙スペシャル第1部 ゆく地球(ほし)くる地球2022-2023』、BSテレビ東京、2022年12月31日[25]
  • 驚き!ニッポンの底力 宇宙開発物語』、NHK BSプレミアム 2023年8月12日[25]

ほか

論文

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関連項目

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出典

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  1. ^ a b c d e f 寺薗 淳也 テラゾノ ジュンヤ (Junya Terazono)”. Researchmap (2023年12月12日). 2024年1月22日閲覧。
  2. ^ a b c 月探査情報ステーション編集長 寺薗淳也”. 大正製薬 (2020年6月10日). 2024年1月22日閲覧。
  3. ^ a b c d e f Interview 004 惑星科学者 元・JAXA広報部 寺薗 淳也さん”. MIGAKU (2022年5月20日). 2024年1月22日閲覧。
  4. ^ (書評)『宇宙開発の不都合な真実』 寺薗淳也〈著〉”. 朝日新聞 (2022年11月5日). 2024年1月22日閲覧。
  5. ^ a b 法人登記簿・会社法人等番号3800-03-003746
  6. ^ a b https://researchmap.jp/terakin
  7. ^ a b https://moonstation.jp/news/20161201-llc-for-moonstation-management-established
  8. ^ a b https://asios.org/members
  9. ^ 寺薗さん(22回生)が「惑星探査入門」を出版”. 昭和女子大学附属 昭和小学校 同窓会 桜友会 (2015年1月16日). 2024年1月22日閲覧。
  10. ^ http://www.terakin.com/ja/profile/record.html
  11. ^ https://nrid.nii.ac.jp/ja/nrid/1000060453023/
  12. ^ https://twitter.com/terakinizers
  13. ^ https://researchmap.jp/terakin/research_experience/30186971
  14. ^ https://jp.linkedin.com/in/junya-terazono-5b067574
  15. ^ 『増補版 陰謀論はどこまで真実か』367頁より
  16. ^ a b 『夜ふかしするほど面白い「月の話」』著者紹介より
  17. ^ http://www.terakin.com/ja/profile/media.html
  18. ^ 2025年、人類が再び月に降り立つ日 宇宙開発の最前線”. 祥伝社. 2023年4月17日閲覧。
  19. ^ 2023年 第54回星雲賞”. 日本SFファングループ連合会議. 2023年4月17日閲覧。
  20. ^ 社会的企業」の項目も併せて参照
  21. ^ a b c d 寄稿・監修”. 寺薗淳也ウェブサイト. 2024年1月22日閲覧。
  22. ^ 著作”. 寺薗淳也ウェブサイト. 2024年1月22日閲覧。
  23. ^ 『宇宙開発をみんなで議論しよう』執筆者一覧”. 名古屋大学出版会. 2024年1月22日閲覧。
  24. ^ a b メディア出演”. 寺薗淳也ウェブサイト. 2024年1月22日閲覧。
  25. ^ a b c d e f g h i メディア報道”. researchmap. 2024年1月22日閲覧。

外部リンク

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