寿宝堂千歌国
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寿宝堂 千歌国(じゅほうどう ちかくに、生没年不詳)とは、江戸時代の大坂の浮世絵師。
来歴
[編集]寿好堂よし国の門人、大坂の人。寿宝堂と号す。作画期は文政4年(1821年)から文政6年にかけてで、役者絵を描いている。
作品
[編集]- 「笹屋隼人・故嵐橘三郎」 横大判錦絵 ボストン美術館所蔵 ※文政4年、「恋紅葉小倉のしきし」
- 「奴佐五平・百村百太郎」 大判錦絵 池田文庫所蔵 ※文政5年4 - 6月頃、大坂大西芝居『姉妹達大礎』より。「よし国門人千歌国画」の落款あり
- 「獄門庄兵衛・新升」 大判錦絵2枚続の内 ※文政6年3月、大坂角の芝居『堂島救入浜』より
- 「団七九郎兵衛・中村歌右衛門 一寸徳兵衛・市川鰕十郎」 大判錦絵2枚続 ※文政6年5月、角の芝居『夏祭浪花鑑』より