小島衛
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小島 衛(こじま まもる、1928年8月26日 - 2001年3月13日)は、日本のドイツ文学者。京都大学名誉教授。北海道旭川市出身。
来歴・人物
[編集]1952年に京都大学文学部卒業。1963~65年ミュンヘン大学に留学。北海道大学助教授などを経て、1969年京大教養学部助教授、1976年教授。1992年定年退官、名誉教授。リルケの研究で知られる。訳書に『リルケ名詩選』、ノサック『幻の勝利者に』など。
著作
[編集]- ミュンヘンの光と影の中で (PHP研究所、1977年)- エッセイ
翻訳
[編集]- 詐欺師の楽園 (ヴォルフガング・ヒルデスハイマー 新潮社、1968年)
- 幻の勝利者に (ハンス・エーリッヒ・ノサック 新潮社、1970年)
- リルケ名詩選 (大学書林、1982年)
- リルケ全集7 散文2 「二つのプラハ物語」(以文社、1983年)
- ドイツ表現主義2 表現主義の小説 (ハインリヒ・マン 河出書房新社、1984年)
- リルケ 生涯と作品 (ヴォルフガング・レップマン 「リルケ全集 別巻」河出書房新社、1991年)、小松原千里・稲田伊久穂・田口義弘・金子孝吉 共訳
- ハンス・カロッサ全集 第6巻 医師ギオンの秘密 (共訳、臨川書店、1998年)
脚注
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