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小川正廣

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

小川 正廣(小川 正広、おがわ まさひろ、1951年10月12日 - )は、日本の古代ラテン文学者、名古屋大学名誉教授。

略歴

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京都市生まれ。1975年京都大学文学部西洋古典語学西洋古典文学専攻卒。79年同大学大学院文学研究科博士後期課程退学、92年「ウェルギリウス研究」で文学博士。京都大学文学部助手、1982年京都産業大学教養部専任講師、86年助教授、1990年名古屋大学文学部助教授を経て、96年教授、2000年文学研究科教授、2017年定年退任、名誉教授[1]

著書

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翻訳

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  • 「狂えるヘルクレス」『セネカ悲劇集 1』京都大学学術出版会西洋古典叢書〉1997
  • カティリーナ弾劾」『キケロー選集 3 法廷・政治弁論 3』岩波書店 1999
  • 「フラックス弁護」『キケロー選集 2 法廷・政治弁論 2』岩波書店 2000
  • プラウトゥス「バッキス姉妹」『ローマ喜劇集 1』京都大学学術出版会〈西洋古典叢書〉2000
  • プラウトゥス「クルクリオ」『ローマ喜劇集 2』京都大学学術出版会〈西洋古典叢書〉2001
  • ウェルギリウス牧歌 農耕詩』京都大学学術出版会〈西洋古典叢書〉2004
  • 『キケロー弁論集』谷栄一郎・山沢孝至共訳 岩波文庫 2005
  • 「寛恕について 恩恵について」『セネカ哲学全集 2』岩波書店 2006
  • サルスティウス『カティリナ戦記/ユグルタ戦記』京都大学学術出版会〈西洋古典叢書〉2021

脚注

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  1. ^ 小川正廣教授略歴・業績」『名古屋大学文学部研究論集. 文学』第63巻、名古屋大学文学部、2017年3月、1-10頁、doi:10.18999/joufll.63.1hdl:2237/25893ISSN 0469-4716