小松健一
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小松 健一(こまつ けんいち、1953年 - )は日本の写真家。
第23回視点賞受賞を皮切りに、第2回藤本四八写真文化賞、日本写真家協会賞2005年度賞受賞。著書多数。協同組合日本写真家ユニオン相談役、社団法人日本写真家協会会員、全日本写真連盟関東本部委員、日本ネパール写真交流協会会長[1]。
経歴
[編集]1953年、岡山県生まれ、群馬県に育つ。現代写真研究所研究科(第1期生)卒業。新聞記者などを経てフリーとなる[2]。
1998年、「琉球-OKINAWA」で第23回視点賞受賞。
1999年、写真集『雲上の神々-ムスタン · ドルパ』で、第2回藤本四八写真文化賞受賞。
2001年、日本写真家ユニオンの設立発起人に加わる[3]。以後、役員を歴任。
2005年、『ヒマラヤ古寺巡礼』で、日本写真家協会賞年度賞。
主な著書
[編集]- 『ムスタンの真実―「やらせ」現場からの証言』(1994年、新興出版社)
- 『文学館抒情の旅』(1998年、京都書院)
- 『詩人を旅する』(1999年、草の根出版会)
- 『雲上の神々ムスタン・ドルパ』(1999年、冬青社)
- 『作家の風景 文学館をめぐるI・II』(2001年、白石書店)
- 『文学の風景をゆく―カメラ紀行―』(2003年、PHP研究所)
- 『ヒマラヤ古寺巡礼』(2004年、インデックスコミュニケーションズ)
- 『三国志の風景―写真紀行―』(1995年、岩波新書)
- 『太宰治と旅する津軽 』(2009年、新潮社)
写真展
[編集]- 「都会の安息、遥かなるチリ」(銀座 · ニコンサロン)
- 「反核 · 日本の音楽家たち」(日比谷公会堂 · 銀座富士フォトサロンなど)
- 「雲上の神々」(ネパール国立アートギャラリー、パタンミュージアム、銀座ニコンサロンなど)
- 「ヒマラヤ古寺巡礼」(新宿パークタワー、宮城県美術館、京都・富士写真ギャラリーなど)
- 「詩人が愛した風土」(板橋区立エコポリスセンター)