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小松沢観音

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
小松沢観音
本堂
所在地 山形県村山市小松沢6500
宗派 真言宗智山派
本尊 聖観世音
開山 (伝)行基
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小松沢観音(こまつざわかんのん)は、山形県村山市にある真言宗智山派寺院最上三十三観音霊場の第二十番である。

歴史

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天平9年(737年)、行基菩薩布教のために小松沢を訪れた際に阿弥陀如来薬師如来観世音菩薩の3体の仏像を彫り込み、安置したのが始まりとされる[1]。当初は山麓の巌上に建てられていたことから巌上三所権現と称され、厳上寺が別当寺院であった[1][2]寛文年間と享和2年(1717年3月火災で堂宇が焼失したが、享和2年(1802年8月20日勝党法師が現在地に観音堂を再建し再興されている[1]。最上三十三観音霊場の中では最もから離れている[3]

江戸時代から大正時代にかけて多くの絵馬奉納されており、76枚の「小松沢観音の絵馬」は2012年に村山市指定有形文化財に指定されている[4]

仁王門と大わらじ

小松沢観音堂前にある仁王門には、重さ400kg、長さ4.5m、幅1.3mの大わらじがある[5]

文化財

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文化財(市指定)

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  • 小松沢観音の絵馬

アクセス

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前後の札所

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最上三十三観音霊場
19 黒鳥観音 -- 20 小松沢観音 -- 21 五十沢観音

脚注

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  1. ^ a b c 小松沢観音
  2. ^ 現在の別当寺院は青蓮山清浄院。
  3. ^ 村山市観光・史跡|第二十番 小松沢観音|最上三十三観音
  4. ^ 小松沢観音の絵馬 文化遺産オンライン
  5. ^ a b c 観光スポット:やまがたへの旅/山形県観光情報ポータルサイト