小松陣屋
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小松陣屋(こまつじんや)は、愛媛県西条市小松町新屋敷(伊予国新居郡)にあった陣屋で、小松藩の藩庁である。
概要
[編集]陣屋は、寛永13年(1636年)に一柳直頼によって築かれた。直頼は伊勢国神戸城主一柳直盛の三男で、父直盛が伊予国西条へ移封となり、途中大坂にて没してしまい、直盛が遺領の内、1万石を分知され陣屋を構えたのに始まる。
陣屋は2つの櫓門と3つの門があり、太鼓櫓が上げられ藩邸と御殿と家臣の住居、厩などがあった。戊辰戦争へは新政府軍として参戦している。
遺構
[編集]住宅化の波が押し寄せるなか、武家屋敷が現在も残っている。菩提寺の仏心寺には供待、御霊屋門、庫裡(会所建物)が現存している。門としてはどこの門か定かではないが、宗像神社の門(新居浜市八雲町10-13)に、坂下門が徳蔵寺山門(市内広江364-1)と言われる。御竹門が覚法寺山門(市内氷見乙1136)に、太鼓櫓が明勝寺に移築されている。
外部リンク
[編集]- 伊予国トップ(小松陣屋) - ウェイバックマシン(2003年10月8日アーカイブ分)