小江誠司
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小江 誠司 (おごう せいじ) | |
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生誕 |
1963年 |
国籍 | 日本 |
研究分野 |
錯体化学 触媒化学 生物無機化学 有機金属化学 |
研究機関 | 九州大学 |
出身校 |
東京理科大学 総合研究大学院大学博士課程 |
主な業績 | 小江触媒の開発、貴金属を使わない水素活性化酵素の結晶構造の解明など |
主な受賞歴 | #受賞歴参照 |
プロジェクト:人物伝 |
小江 誠司(おごう せいじ、1963年[1] - )は、日本の化学者。九州大学大学院工学研究院応用化学部門教授。九州大学小分子エネルギーセンターセンター長。九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所主幹教授[2]。広島県尾道市出身[1]。
主な略歴
[編集]- 1991年(平成3年) 東京理科大学理学部第一部応用化学科卒業
- 1993年(平成5年) 東京理科大学大学院理学研究科化学専攻修士課程修了
- 1996年(平成8年)
- 2001年(平成13年) 名古屋大学物質科学国際研究センター助手
- 2002年(平成14年) 大阪大学大学院工学研究科物質生命工学専攻助教授
- 2005年(平成17年) 九州大学未来化学創造センター教授
- 2008年(平成20年) 常温、常圧の水中で水素から電子を取り出すニッケル系分子触媒(小江触媒)の開発に世界で初めて成功[3]
- 2009年(平成21年) 九州大学大学院工学研究院応用化学部門教授
- 2010年(平成22年) 九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所(WPI-I2CNER) PI(併任)
- 2011年(平成23年) 安価なニッケルを触媒に使った燃料電池の開発に成功[3]
- 2012年(平成24年) 九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所(WPI-I2CNER) LPI(併任)
- 2013年(平成25年) 貴金属使わない燃料電池向け触媒の開発に成功[4]
- 2014年(平成26年) 九州大学小分子エネルギーセンターセンター長(併任)
- 2014年(平成26年) 白金触媒の能力をはるかに超える水素酵素(ヒドロゲナーゼ)電極の開発に成功[5]
- 2017年(平成29年) 水素と一酸化炭素を燃料とする燃料電池触媒の開発に成功[6]
- 2017年(平成29年) 燃料電池と太陽電池を融合する同一触媒の開発に成功[7]
主な所属学会
[編集]- 日本化学会
- アメリカ化学会
- アメリカ科学振興協会
- 錯体化学会
- 触媒学会など
受賞歴
[編集]- 2008年(平成20年) 日本学術振興会賞(第5回)
- 2012年(平成24年) 日本化学会学術賞(第30回)
- 2013年(平成25年) 文部科学大臣表彰科学技術賞(研究部門)
脚注
[編集]- ^ a b 研究講演紹介|世界トップレベル研究拠点プログラム 日本学術振興会
- ^ 教授小江誠司 九州大学大学院工学研究院小江研究室
- ^ a b ニッケル使った燃料電池開発 九大チーム コスト減期待 朝日新聞 2011/09/14付
- ^ 貴金属使わない燃料電池向け触媒 九大、生産コスト大幅削減 日本経済新聞 2013/02/08付
- ^ 微生物酵素で燃料電池向け触媒 発電力、白金の1.8倍 九大 日本経済新聞 2014/06/05付
- ^ 九大など、水素と一酸化炭素を燃料とする燃料電池触媒を開発に成功 マイナビ 2017/06/08付
- ^ 昼は水、夜は水素で走る車ができる? - 燃料電池+太陽電池の融合触媒を開発 マイナビ 2017/10/06付