小瀬村晶
小瀬村晶 Akira Kosemura | |
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生誕 | 1985年6月6日(39歳) |
出身地 | 日本・東京都 |
ジャンル | |
職業 | |
活動期間 | 2007年 - |
レーベル | デッカ・レコード |
事務所 | SCHOLE INC. |
公式サイト | Akira Kosemura Official Site |
小瀬村晶 | |
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YouTube | |
チャンネル | |
活動期間 | 2016年 - |
ジャンル | 音楽 |
登録者数 | 約1.86万人 |
総再生回数 | 約626.1万回 |
チャンネル登録者数・総再生回数は 2024年1月25日時点。 |
小瀬村 晶(こせむら あきら、Akira Kosemura、1985年6月6日 - )は、日本の作曲家、編曲家、音楽プロデューサー、ピアニスト。東京都出身。
略歴
[編集]2007年に豪州の音楽レーベルからアルバム「It's On Everything」を発表しデビュー。“日常に捧げる新しい音楽の形”を提唱し、同年、音楽レーベルSCHOLEを共同で設立。以降、自身の作品をコンスタントに発表する傍ら、映画、テレビ、ゲーム、CMなどの音楽を手掛ける音楽家。
代表曲「Light Dance」にみられるように、ピアノ曲に定評があるが、その作風は、ポストクラシカル、エレクトロニカ、アンビエント、ポップスなど、多岐に渡る。
国際的な評価が高く、Pitchforkや、THE AGEといった海外の有力メディアや、イギリスやフランスの国営ラジオ放送、大手新聞紙などでその才能を高く評価されている。
2015年5月1日から10月31日までの間、イタリア・ミラノで開催された「2015年ミラノ国際博覧会」(ミラノ万博)の日本館展示作品である「LIVE PERFORMANCE THEATER」の音楽を担当。
ハリウッドのプロデューサー・脚本家のマラ・ブロック・アキルの希望により、2018年6月から8月までアメリカのテレビ放送局オプラ・ウィンフリー・ネットワークで放送されたテレビシリーズ「Love Is ___」の音楽を担当し、以降、河瀨直美監督の長編映画や是枝裕和監督のドキュメンタリー作品、ヴェネチア国際映画祭金獅子賞を受賞したオドレイ・ディワンの初監督作品への参加など、国内外でのコラボレーションも多数。
2022年にはジョン・レジェンドのアルバム「レジェンド アクトⅠ&Ⅱ」収録の「ジ・アザー・ワンズ feat. ラプソディ」に自身の楽曲「Asymptote」がサンプリング使用された。
2007年に音楽レーベルSCHOLEを共同で設立。2009年より法人化し、現在は株式会社SCHOLE取締役兼、音楽プロデューサーとして数多くの作品を手掛けている。
ディスコグラフィ
[編集]アルバム
[編集]発売日 | タイトル | 規格品番 | 備考 |
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2007年 | It's On Everything | RMSG002 | |
2008年9月15日 | Tiny Musical | SCH-006 SCH-042 |
2015年7月27日にデジタルリマスター盤が発売 |
2009年8月20日 | Polaroid Piano | AMIP-0002 | |
2010年2月13日 | Grassland | SCH-013:生産限定盤 SCH-014:通常盤 |
2014年5月24日にリマスター再発盤『grassland+』が発売 |
2011年4月11日 | How My Heart Sings | SCH-018 | |
2015年11月25日 | For | SCH-044 | フラワーアーティスト、写真家とのコラボレーション作品(CD/DVD/Photobook) |
2016年6月6日 | MOMENTARY: Memories of the Beginning | SCH-046 | |
2016年9月9日:CD 2017年2月10日:LP |
One Day | SCH-047:CD SCH-047LP:LP |
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2017年9月15日 | In The Dark Woods | SCH-051:CD SCH-051LP:LP |
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2021年3月26日:CD 2021年4月9日:LP |
88 Keys | SCH-071:CD SCH-071L:LP |
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2023年3月24日 | 88 Keys II | SCH-080:CD | |
2023年6月30日 | SEASONS | UCCL-9111 :CD UCJY-9002 :LP |
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2023年12月8日 | The Two Of Us
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UCCL-1240 | TAKAHIROMIYASHITATheSoloist.とのコラボレーションアルバム |
サウンドトラック
[編集]- MANON(2012年)
- 最後の命 EMBERS(2014年)
- Buddhists(2016年)※配信限定
- Dr.Gibson(2016年)※非売品
- 映画「ハルチカ」オリジナル・サウンドトラック(2017年)
- TBS系 火曜ドラマ「中学聖日記」オリジナル・サウンドトラック(2018年)
- TBS系 火曜ドラマ「中学聖日記」オリジナル・サウンドトラック Vol.2(2018年)※配信限定
- カンテレ「小夏日和」オリジナル・サウンドトラック(2019年)※配信限定
- Love Is __ (Music From The Original TV Series)(2020年)- 海外ドラマのサウンドトラック
- 映画「思い、思われ、ふり、ふられ」オリジナル・サウンドトラック(2020年)※配信限定
- 映画「朝が来る」オリジナル・サウンドトラック(2020年)
- ジャックジャンヌ オリジナル・サウンドトラック(2021年)
- ジャックジャンヌ ボーカル・コレクション(2021年)
- サマーゴースト オリジナル・サウンドトラック(2022年)
- やがて海へと届く オリジナル・サウンドトラック(2022年)※配信限定
- 桜色の風が咲く オリジナル・サウンドトラック(2022年)
- ラーゲリより愛を込めて オリジナル・サウンドトラック(2022年)
- Rudy (Original Motion Picture Soundtrack)(2023年)- イギリス映画のサウンドトラック
- 青のオーケストラ オリジナル・サウンドトラック(2023年)
シングル・EP・企画盤
[編集]- Afterglow(2007年)
- Goodbye, Summer Rain With The Girl(2009年)
- 大倉山記念館 2010.07.03(2010年)※ライブ録音
- DUO(2013年)※ライブ録音
- SOLO(2013年)※ライブ録音
- 虹の彼方 - seven colors variations -(2013年)
- 虹の彼方 Remixes(2014年)※配信限定
- TRIO(2015年)※ライブ録音
- DNA(2016年)※配信限定
- Our Own Picture(2017年)※配信限定
- The Cycle Of Nature(2017年)※配信限定
- 春の光、夏の風(Piano Version)(2017年)※配信限定
- Someday(2017年)※配信限定
- Shutter Girl(2018年)※配信限定
- Yearbook(2018年)※配信限定
- In Moonlight(2019年)※配信限定
- But You're Mad(From "Mais vous êtes fous")(2019年)※配信限定
- Romance(2019年)※配信限定
- Diary 2016-2019(2019年)
- Mirrors Crossing(2020年)※配信限定
- Flap Of A Butterfly's Wings(2020年)※配信限定
- Kioque(2021年)※配信限定
- Mercy(2021年)※配信限定
- Echoes(2022年3月18日)※配信限定
- Looking For You(2022年)※配信限定
- Pause (almost equal to) Play(2022年)※配信限定
- Untouched Rainforst(2022年)※配信限定
- Views I Remember From My Childhood(2022年)※配信限定
- Osmanthus(2022年)※配信限定
- Fragments of The Last Will - Main Theme(2022年)※配信限定
- Someday (Instrumental)(2023年)※配信限定
- Shroud of Night(2023年)※配信限定
- Anywhere Else(2023年)※配信限定
- Day's Eye(2023年)※配信限定
- Dreamland EP(2023年)※配信限定
- Proof of Us (Soundtrack to the FLAT STUDIO Short Film)(2023年)※配信限定
- Looking in the Same Direction(2023年)※配信限定
- Mum(2023年)※配信限定
- Escape(2023年)※配信限定
- The Two Of Us (feat. Clara Mann)(2023年)※配信限定
- Lasting Memories(2023年)※配信限定
- Empty Lake (feat. Clara Mann)(2023年)※配信限定
プロデュース
[編集]- スクウェア・エニックス「親愛なる友へ」(2010年) - リアレンジ・プロデュース ※アルバム「Chill SQ」に収録
- やなぎなぎ「トランスルーセント」(2013年) - 作曲・編曲・プロデュース ※アルバム「エウアル」に収録
コンピレーション
[編集]- If You Believe(2007年)
- Schole Compilation Vol.1(2007年)
- Add To Friends(2007年)
- Airport Symphony(2007年)
- Variations Of Silence(2008年)
- We Found Our Winged Tales(2008年)
- Mellow Beats, Friends & Lovers(2009年)
- My Private Space(2010年)
- Chill Sq(2010年)
- Note Of Seconds - Schole Compilation Vol.2(2010年)
- Quiet Moments - Melancholic Twilight(2011年)
- 部屋、音楽が溶けて(2011年)
- Quiet Moments - Winter Promenade(2012年)
- Variations Of Pianoforte(2012年)
- Joy - Schole Compilation Vol.3(2013年)
- Quiet Moments - From Dusk Till Dawn(2014年)
- Quiet Moments - Piano Tone(2015年)
- Piano Cloud Volume One(2016年)
- Cafe Del Mar Jazz 4(2016年)
- Schole Collection Ⅰ- Ⅴ(2017)
- Beau Paysage La Montagne(2017年)
- 紙片(2017年)
- Piano Cloud Volume Three(2017年)
- Piano Cloud Volume Four(2018年)
- Michael Price - Diary Reworks(2018)
- After The Rain - Schole Compilation Vol.4(2019)
- Piano Cloud Volume Five(2020年)
- Dear, Piano(2020年)
- Sixteen Songs, Vol.2(2021年)
- ミシェル・ルグラン - Legrand (Re) Imagined(2022年)
映画音楽
[編集]- はじまりの島(2012年)※エンディングテーマ
- 最後の命(2014年)
- Buddhist -今を生きようとする人たち-(2015年)
- ハルチカ(2017年)
- 金沢シャッターガール(2018年)※エンディングテーマ
- Mais vous êtes fous(2019年、フランス)※楽曲提供
- ジョナス・ブラザーズ 復活への旅(2019年、アメリカ)※楽曲提供
- 思い、思われ、ふり、ふられ(2020年)
- 朝が来る(2020年)- カンヌ国際映画祭公式作品「CANNES 2020」選出
- サマーゴースト(2021年)
- やがて海へと届く(2022年)
- 桜色の風が咲く(2022年)
- 我が名はヴェンデッタ(2022年、イタリア)※楽曲提供
- ラーゲリより愛を込めて(2022年)- 東京国際映画祭オープニング作品
- Rudy(2023年、イギリス)
- 人生の最初の日(2023年、イタリア)※楽曲提供
テレビドラマ・アニメ
[編集]- Love Is ___(2018年、アメリカ・オプラ・ウィンフリー・ネットワーク)
- 中学聖日記(2018年10月 - 12月、TBS)
- 小夏日和(2019年7月、関西テレビ)
- 階段下のゴッホ(2022年9月 - 11月、TBS)※劇中メインテーマ
- 青のオーケストラ(2023年4月 - 10月、NHK Eテレ)
- ハニーレモンソーダ(2025年1月予定 - 、フジテレビ)[1]
ゲーム音楽
[編集]- ジャックジャンヌ(2021年)
舞台音楽
[編集]- White Fileds(2009年、ユニット・キミホ)※楽曲提供
- MANON(2012年、ユニット・キミホ)
- ナミヤ雑貨店の奇蹟(2013年、キャラメルボックス)※楽曲提供
- あなたがここにいればよかったのに(2014年、キャラメルボックス)※楽曲提供
- 涙を数える(2014年、キャラメルボックス)※楽曲提供
- BREATH(2015年、キャラメルボックス)※楽曲提供
- 彼は波の音がする(2016年、キャラメルボックス)※楽曲提供
- 彼女は雨の音がする(2016年、キャラメルボックス)※楽曲提供
- ゴールデンスランバー(2016年、キャラメルボックス)※楽曲提供
- 光の帝国(2017年、キャラメルボックス)※楽曲提供
- ティアーズライン(2017年、キャラメルボックス)※楽曲提供
広告音楽
[編集]他
映像作品
[編集]- Smile(2008年、監督:Phil Paris Zarcilla、3Dショートアニメーションフィルム)※楽曲提供
- ウミウシ 海の宝石(2009年、テレコムスタッフ、DVD)
- Cycle(2017年、監督:Alex Ishida、ショートアニメーションフィルム)
- Three Trees(2020年、監督:矢野数馬、ショートフィルム)
- 20200408(2020年、監督:山田智和、ショートフィルム)
- 美しき日本 奈良(2020年、監督:河瀨直美、ショートドキュメンタリーフィルム)
- 十年分の私へ(2020年、監督:loundraw/FLAT STUDIO、コンセプトムービー)[2]
- Somewhere In The Snow(2021年、監督:山田智和、ショートフィルム)
- The Center Lane(2021年、監督:是枝裕和、ドキュメンタリーフィルム)
- ふたり分の証明(2022年、監督:loundraw/FLAT STUDIO、コンセプトムービー)
CM出演
[編集]- スクウェア・エニックス「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド」(2015年)
執筆
[編集]- HMVオンラインにおいて、月1回連載コラム「細い糸に縋るように」を執筆していた(2009年 - 2016年)。
- ディスクガイド本「クワイエット・コーナー 心を静める音楽集」(山本勇樹監修、2014年、シンコーミュージック)にコラムを寄稿している。
選曲
[編集]2010年より、全日空が提供する空港のラウンジルーム「ANA LOUNGE」の音楽を監修していた。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “ハニーレモンソーダ:テレビアニメが+Ultraで2025年1月放送”. まんたんウェブ. MANTAN (2024年3月11日). 2024年3月11日閲覧。
- ^ “十年分の私へ”. AEA公式サイト. 2020年11月10日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- 小瀬村晶 (@akira_kosemura) - X(旧Twitter)
- 小瀬村晶 (@akirakosemura) - Instagram
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- SCHOLE INC. 公式サイト