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小玉重夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

小玉 重夫(こだま しげお、1960年4月14日 - )は、日本教育学者。2024年4月1日より白梅学園大学及び白梅学園短期大学、学長。元東京大学大学院教育学研究科教授。専攻は現代アメリカにおける教育思想、戦後日本における教育思想史。

略歴

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1960年秋田県飯田川町(現・潟上市)生まれ。東京大学法学部政治学科卒業、同大学院教育学研究科博士課程修了。博士教育学)。学部時代は佐々木毅、大学院時代は堀尾輝久汐見稔幸らに師事。慶應義塾大学教職課程センター助教授、お茶の水女子大学大学院人間文化研究科助教授などを経て、現職。2017-2019年、教育学研究科長・教育学部長。 現在は、公教育の公共性問題を中心に、政治性を把捉可能なパラダイムとしての教育学を構想している。

妻は、教育学者でお茶の水女子大学大学院教授の小玉亮子

主要な著書

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  • 教育改革と公共性 ボウルズ=ギンタスからハンナ・アレントへ(東京大学出版会、1999年)
  • シティズンシップの教育思想(白澤社、2003年)
  • 教育と政治 戦後教育史を読みなおす(共著、勁草書房、2003年)
  • キーワード 現代の教育学(共著、東京大学出版会、2009年)
  • 教育学をつかむ(共著、有斐閣、2009年)
  • 教育思想史で読む現代教育(共著、勁草書房、2013年)
  • 学力幻想(筑摩書房、2013年) ISBN 4480067191
  • 難民と市民の間で―ハンナ・アレント『人間の条件』を読み直す(現代書館、2013年)

訳書

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  • 「教育」の社会学理論(バジル・バーンステイン著、共訳、法政大学出版局、2000年)
  • カール・マルクスと西欧政治思想の伝統(ハンナ・アーレント著、共編訳、大月書店、2002年)
  • 学びへの学習(ジェリー・ギル著、共訳、青木書店、2003年)
  • グローバル化・社会変動と教育 第二巻(J-A.ディラボーほか著、共編訳、東京大学出版会、2012年)

外部リンク

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