コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

小竹由美子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
小竹 由美子
誕生 1954年
東京都
職業 翻訳家
国籍 日本の旗 日本
主題 小説
代表作 『なにもかも話してあげる』『ホワイト・ティース』『イラクサ』『ashes and snow』など
デビュー作 『みそっかすなんていわせない』
ウィキポータル 文学
テンプレートを表示

小竹 由美子(こたけ ゆみこ、1954年 - )は日本翻訳家

経歴

[編集]

東京都出身。早稲田大学法学部卒業。 主婦のかたわら、偕成社の『みそっかすなんていわせない』(ジャクリーン・ウィルソン / ニック・シャラット絵)で翻訳家デビュー。 以後ジャクリーン・ウィルソン作品の大半を翻訳するほか、2013年ノーベル文学賞を受賞したアリス・マンロー作品の翻訳も手がけている。

現在は、児童書のみならず、ヤングアダルトや一般書など、幅広い分野で活躍している。香川県在住。

主要訳書

[編集]

一般書

[編集]
  • 『なにもかも話してあげる』(ドロシー・アリスン晶文社) 1997年
  • 『ホワイト・ティース』(ゼイディー・スミス新潮社新潮クレスト・ブックス) 2001年
  • 『女船長、ロブスターの島に帰る』(リンダ・グリーンロウ、白水社) 2003年
  • 『直筆商の哀しみ』(ゼイディー・スミス、新潮社、新潮クレスト・ブックス) 2004年
  • 『猫に名前はいらない』(アンドルー・ノーマン・ウィルソン、白水社) 2004年
  • 『ナターシャ』(デイヴィッド・ベズモーズギス、新潮社、新潮クレスト・ブックス) 2005年
  • 『サフラン・キッチン』(ヤスミン・クラウザー、新潮社、新潮クレスト・ブックス) 2006年
  • 『親愛なるE エルヴィスとアクサ往復書簡』(ダイアン・コールター・トーマス、ポプラ社) 2006年
  • 『ashes and snow 手紙で綴られた小説』(グレゴリー・コルベールFlying Elephants Press) 2007年
  • 『極北で』(ジョージーナ・ハーディング、新潮社、新潮クレスト・ブックス) 2009年
  • 『イエメンで鮭釣りを』(ポール・トーディ、白水社、エクス・リブリス) 2009年
  • 『リリアン』(エイミー・ブルーム、新潮社、新潮クレスト・ブックス) 2009年
  • 『ウィルバーフォース氏のヴィンテージ・ワイン』(ポール・トーディ、白水社、エクス・リブリス) 2010年
  • 『あの川のほとりで』上・下(ジョン・アーヴィング、新潮社) 2011年
  • 『ティンカーズ』(ポール・ハーディング、白水社、エクス・リブリス) 2012年
  • 『アンネ・フランクについて語るときに僕たちの語ること』(ネイサン・イングランダー、新潮社、新潮クレスト・ブックス) 2013年
  • 『ひとりの体で』上・下(ジョン・アーヴィング、新潮社) 2013年
  • 『屋根裏の仏さま』(ジュリー・オオツカ岩本正恵共訳、新潮社、新潮クレスト・ブックス) 2016年
  • 『わかっていただけますかねえ』(ジム・シェパード、白水社、エクス・リブリス) 2016年
  • 『煉瓦を運ぶ』(アレクサンダー・マクラウド、新潮社、新潮クレスト・ブックス) 2017年
  • 『神秘大通り』上・下(ジョン・アーヴィング、新潮社) 2017年
  • 『ケミストリー』(ウェイク・ワン、新潮社、新潮クレスト・ブックス) 2019年
  • 『サブリナとコリーナ』(カリ・ファハルド=アンスタイン、新潮社、新潮クレスト・ブックス) 2020年

アリス・マンロー

[編集]
  • 『イラクサ』(アリス・マンロー、新潮社、新潮クレスト・ブックス) 2006年
  • 『林檎の木の下で』(アリス・マンロー、新潮社、新潮クレスト・ブックス) 2007年
  • 『小説のように』(アリス・マンロー、新潮社、新潮クレスト・ブックス) 2010年
  • 『ディア・ライフ』(アリス・マンロー、新潮社、新潮クレスト・ブックス) 2013年
  • 『善き女の愛』(アリス・マンロー、新潮社、新潮クレスト・ブックス) 2014年
  • 『ジュリエット』(アリス・マンロー 、新潮社、新潮クレスト・ブックス) 2016年
  • 『ピアノ・レッスン』(アリス・マンロー、新潮社、新潮クレスト・ブックス) 2018年

児童書・ヤングアダルト

[編集]
  • 『嵐をつかまえて』(ティム・ボウラー、白水社) 2002年
  • 『14歳のX計画』(ジム・シェパード、白水社) 2005年
  • 『ブルーバック』(ティム・ウィントン著、さ・え・ら書房) 2007年
  • 「ファッション・ガールズ」(ケリー・マケイン、ポプラ社
    1)『おしゃれに大変身!』 2009年
    2)『デザイン・コンテストにちょうせん!』 2009年
    3)『ときめきのアイドル・バンド結成!』 2010年
    4)『まさかの映画デビュー!』 2010年
  • 『ミニーとおでかけ! ミニー』(パラゴン・ブックス、大日本絵画、ディズニーしかけえほん) 2015年

ジャクリーン・ウィルソン

[編集]
  • 『みそっかすなんていわせない』(ジャクリーン・ウィルソン偕成社) 1995年
  • 『バイバイわたしのおうち』(ジャクリーン・ウィルソン、偕成社) 2000年
  • 『ふたごのルビーとガーネット』(ジャクリーン・ウィルソン、偕成社) 2001年
  • 『マイ・ベスト・フレンド』(ジャクリーン・ウィルソン、偕成社) 2002年
  • 『ダストビン・ベイビー』(ジャクリーン・ウィルソン、偕成社) 2004年
  • 『タトゥーママ』(ジャクリーン・ウィルソン、偕成社) 2004年
  • 『シークレッツ』(ジャクリーン・ウィルソン、偕成社) 2005年
  • 『トレイシー・ビーカー物語』2 - 3(ジャクリーン・ウィルソン、偕成社) 2010年
  • 『マイ・ベスト・フレンド』(ジャクリーン・ウィルソン作、ニック・シャラット絵、童話館出版、子どもの文学、青い海シリーズ) 2012年

外部リンク

[編集]