小西ゆかり
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個人情報 | |||||||||||||||||||||||||||
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フルネーム | 小西ゆかり | ||||||||||||||||||||||||||
国籍 | 日本 | ||||||||||||||||||||||||||
生誕 | 1979年1月11日(45歳)[1] 日本、北海道 [1] | ||||||||||||||||||||||||||
身長 | 162 cm (5 ft 4 in) [1] | ||||||||||||||||||||||||||
体重 | 55 kg (121 lb) [1] | ||||||||||||||||||||||||||
ウェブサイト | https://ameblo.jp/yk-rupi/ | ||||||||||||||||||||||||||
スポーツ | |||||||||||||||||||||||||||
国 | 日本 | ||||||||||||||||||||||||||
競技 | 射撃競技 | ||||||||||||||||||||||||||
種目 | エアピストル スポーツピストル | ||||||||||||||||||||||||||
クラブ | 飛鳥交通 | ||||||||||||||||||||||||||
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小西 ゆかり(こにし ゆかり、1979年1月11日 - )は、北海道八雲町出身の女子ピストル射撃選手。2004年アテネ五輪・2012年ロンドン五輪日本代表。アジア大会には2002年から5大会連続出場し、銀メダルを通算3個獲得。北海道八雲高等学校卒業。飛鳥交通所属。自衛隊体育学校に所属していた元自衛官。
略歴
[編集]- 1997年:陸上自衛隊の一般隊員として第1高射特科団に配属。
- 2000年:小西の64式小銃の射撃成績に注目した自衛隊体育学校にスカウトされて、同校に入校[2]。
- 2002年:韓国の釜山で行われたアジア競技大会に出場し、25mピストル団体で福島實智子・與子田由紀と銀メダルを獲得。また、同大会の25mピストル個人では8位、10mエアピストル団体では4位、10mエアピストル個人では18位[3]。
- 2003年:クロアチアのザグレブで行われたISSF(国際射撃連盟)ワールドカップに出場し、25mピストルで銅メダルを獲得[4]。
- 2004年2月:マレーシアのクアラルンプールで行われたアジア射撃選手権大会に出場し、5位に入賞して同年のアテネオリンピックへの出場権を獲得[5]。
- 2004年8月18日:初のオリンピック出場となるアテネオリンピックの25mピストルで予選19位[6]。
- 2006年:カタールのドーハで行われたアジア競技大会に出場し、25mピストル団体で福島實智子・稲田容子と銀メダルを獲得。また、同大会の25mピストル個人では6位、10mエアピストル団体では10位、10mエアピストル個人では29位[7]。
- 2008年:全日本選手権女子25mピストル射撃において日本新記録を樹立し優勝。
- 2009年2月:結婚して「森」姓になる(2011年末まで)。
- 2009年3月:2等陸曹で自衛隊を退職し、翌2010年に予備自衛官になる[8]。
- 2010年8月9日:ドイツのミュンヘンで行われた世界射撃選手権の女子25mピストルで787.0点の4位に入り、2012年ロンドンオリンピックの出場権を獲得[9]。
- 2010年11月16日:中国の広州で行われたアジア競技大会に出場し、女子25mスタンダードピストル個人で784.8点を記録し銀メダルを獲得[10]。
- 2011年3月:東日本大震災が発生。被災地を救援する予備自衛官の招集に備えて、シドニーで開催されたワールドカップへの出場を辞退[8]。
- 2012年4月1日:飛鳥交通へ入社。
- 2012年8月1日:ロンドンオリンピックに出場し、予選31位。試合後、次の2016年リオデジャネイロオリンピックへの出場を目指すと表明した[11]。
- 2014年9月:韓国の仁川で行われたアジア競技大会に出場し、女子25mピストル個人で予選28位、女子エアピストル個人では予選32位[12]。
- 2015年5月:ミュンヘンで行われた女子25mピストル射撃に出場するも75位に終わり、リオ五輪出場ならず[13]。
- 2017年12月:埼玉県和光市で行われた第10回アジアエアガン選手権大会に出場し、10mエアピストル女子40発のアジア新記録(245.3点)を樹立して初優勝[14]。
- 2018年8月:インドネシアで行われたアジア競技大会に出場し、女子25mピストル60発で予選10位[15]。
- 2019年8月:ISSFワールドカップ・リオデジャネイロ大会に出場し、女子25mピストルで予選50位[16]。
- 2019年11月-12月:2020年東京オリンピック日本代表の第1次選考会において、10mエアピストル女子60発を3位で[17]、25mスポーツピストル女子60発を1位で[18]それぞれ通過し、2020年3月に行われる予定であった最終選考会への出場権を獲得。
- 2021年3月:新型コロナウイルス感染症の影響で延期されていた東京オリンピック10mエアピストル女子60発代表最終選考会に臨んだが、代表選出を逃した[19][20]。同年4月、同様に延期されていた25mピストルの最終選考会を佐々木千鶴(岩手県警)と争った。最終得点は同点で並んだが、的の中心を撃ち抜いた回数で敗れた[21]。
脚注
[編集]- ^ a b c d “小西 ゆかり (ライフル射撃) - ジャカルタ・パレンバアジア競技大会2018 - JOC”. 日本オリンピック委員会 (2018年8月18日). 2020年1月10日閲覧。
- ^ “インタビューの輪 第2回 小西ゆかり選手”. 日本ライフル射撃協会. 2020年1月10日閲覧。
- ^ “第14回アジア競技大会(2002/釜山) 日本代表選手成績一覧 柔道、ソフトボール、バドミントン、射撃、近代五種、ラクビー、カヌー、アーチェリー - JOC”. 日本オリンピック委員会. 2020年1月24日閲覧。
- ^ “ATHLETE: Yukari KONISHI”. 国際射撃連盟. 2020年1月22日閲覧。
- ^ “自衛隊ニュース2004年3月15日号 第一報 アテネオリンピック 体校選手2名出場決定!!”. 防衛ホーム (2004年3月15日). 2020年1月22日閲覧。
- ^ “アテネオリンピック2004 ライフル射撃の結果(8月18日) - JOC”. 日本オリンピック委員会. 2020年1月22日閲覧。
- ^ “第15回アジア競技大会(2006/ドーハ) 日本代表選手団 結果・記録 ライフル射撃 - JOC”. 日本オリンピック委員会. 2020年1月24日閲覧。
- ^ a b “〈一人じゃないよ〉困ってる人、ほっとけない ライフル射撃選手・森ゆかりさん”. 朝日新聞. (2011年4月5日)
- ^ 朝雲新聞、2010年8月12日号
- ^ “第16回アジア競技大会(2010/広州) 日本代表選手団 結果・記録 射撃 - JOC”. 日本オリンピック委員会. 2020年1月14日閲覧。
- ^ “8年ぶり五輪、緊張で震えた 射撃・小西「リオ目指す」”. 朝日新聞. (2012年8月1日)
- ^ “アジア大会・仁川2014 アーカイブ”. 福島民友新聞. 2020年1月16日閲覧。
- ^ [1]
- ^ “埼玉県和光市にて「第10回アジアエアガン選手権大会」開催。エア・ピストル女子・小西ゆかり選手がアジア新記録で初優勝!”. 日本航空. 2019年10月26日閲覧。
- ^ “ライフル射撃”. アジア大会2018ジャカルタ. TBS. 2020年1月7日閲覧。
- ^ “【射撃W杯】女子25Mピストル:小西ゆかりと佐藤明子は予選敗退、金はヴェロニカ・メジャー”. Olympic Channel (2019年8月30日). 2019年10月26日閲覧。
- ^ 渡辺文重 (2019年11月26日). “【射撃】10M種目:東京オリンピック代表第1次選考会・上位3名が最終選考会へ”. Olympic Channel. 2020年1月7日閲覧。
- ^ 渡辺文重 (2019年12月4日). “【射撃】25M種目で東京五輪の第1次日本選考会を実施…最終選考は2020年3月”. Olympic Channel. 2020年1月12日閲覧。
- ^ “【ライフル射撃】中口遥、山田聡子が東京五輪代表に内定へ”. Olympic Channel (2021年3月27日). 2021年4月13日閲覧。
- ^ “順位表 東京2020オリンピック選手最終選考会(10m)” (PDF). 日本ライフル射撃協会. 2021年4月13日閲覧。
- ^ “射撃 女子のピストル 佐々木千鶴がオリンピック代表入り確実に”. NHK (2021年4月29日). 2021年5月5日閲覧。