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小野寺ずる

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
おのでら ずる
小野寺 ずる
生年月日 (1989-05-17) 1989年5月17日(35歳)
出身地 日本の旗 日本 宮城県気仙沼市
身長 159 cm
血液型 O型
職業 女優
ジャンル 舞台テレビドラマ映画
活動期間 2011年 -
事務所 BLUE LABEL
公式サイト ZURULABO
受賞
TAMA映画祭
最優秀作品賞

2020年海辺の映画館―キネマの玉手箱
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小野寺 ずる(おのでら ずる、1989年5月17日 - )は、日本俳優、脚本演出家、漫画家。

宮城県気仙沼市出身。女子美術大学卒業[1][2]。所属事務所はBLUE LABEL

略歴

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宮城県気仙沼市の沿岸部で18年間生まれ育ち、幼少期には日本舞踊や作文朗読に親しみ、軽音楽部に所属し歌や楽器演奏をしていた[3]

神奈川県女子美術大学[1]に進学し、表現では食べていけないと始めた就職活動が難航する中で「舞台などをやってみたら」「好きなことをやり、アルバイトをしながら生活するのも、少しの間ならいいのでは」と父に勧められて、4年生になった直後の2011年4月にオーディションに合格して初舞台に立ち、舞台を中心に活動を開始する[3][4]

2013年に劇団「□字ック」に入団し[5]KAKUTA燐光群タカハ劇団堤幸彦演出作品など外部作品にも多く出演し年7、8本のハイペースで舞台出演を続ける。2014年には主演を務めた劇団「□字ック」第八回本公演『荒川、神キラーチューン』での演技により「CoRich舞台芸術まつり!2014」にて俳優賞[6]を受賞。2018年6月、5年間在籍した劇団を退団。[4][7]

2019年3月に個人表現研究所「ZURULABO」を開設し、同年5月に60分の一人芝居『同じ浄土に咲く花で』を上演する[4]

役者活動の傍らで、「糞詩人」「ド腐れ漫画家」と自称し、『演劇ぶっく』、『日刊SPA!』の連載や自身のSNSを通じて漫画やポエムを発表している[1]

2022年からは脚本、演出としての活動も本格的にスタートさせた。

人物

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身長は159cm[1]

特技は東北弁、絵を描く、ドラム演奏、即興ダンス、即興歌唱[8]

趣味は写真鑑賞、散歩、銭湯。

芸名の「ずる」の由来は、母が「ちずる」という名の友人を呼ぶときの「ずるちゃん」の響きに惹かれたことから。漢字表記では「狡(ずる)い」の「狡」で、「狡」の字がセクシーだと思ったとしている[3]

出演

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舞台

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劇団□字ック公演
  • 燦燦(2011年4月、第三回本公演)
  • ワールドワールドワールド(2011年9月、劇団劇場vol.4)
  • 鳥取イヴサンローラン(2011年11月、第四回本公演)
  • 鬼畜ビューティー(2012年6月、第五回本公演)
  • 渇望(2013年7月、番外公演)
  • SUMMER4分(2013年9月、鬼FES.2013)
  • ねこねこアボガド(2013年9月、鬼FES.2013) - 脚本/演出/振付/出演
  • 退カヌコビヌカエリミヌヌ(2013年11月、第七回本公演)
  • 荒川、神キラーチューン(2014年5月、第八回本公演) - 主演
  • ある女の挫折と再生(2014年)※名嘉友美 脚本/演出
  • 媚微る(2014年12月、第九回本公演)
  • 東京(2015年5月、TABACCHI プロデュース公演「40 minutes VOL2」)
  • 荒川、神キラーチューン(2016年6月 - 7月、第十一回本公演)
  • 丸山事件(2017年7月、ライブハウス公演「Y FUTAMATA」)※青木秀樹 脚本/演出
  • 滅びの国(2018年1月、第十二回本公演)
ZURULABO公演
  • 同じ浄土に咲く花で(2019年5月)※一人芝居 - 企画/出演[4]
  • 美食家(2022年10月) -脚本/演出/出演
  • ワルツ(2023年2月) -脚本/演出※15minutes made in本多劇場参加作品
  • SUZUKA博士の異常な(2023年12月) -脚本/演出/出演
  • カウンセリング(2024年5月)※一人芝居 -脚本/演出/出演
外部公演
  • 君を好きにできない(2012年、コーヒーカップオーケストラ)
  • 首吊り台から歌ってみせる(2012年、メガロザ)
  • ハッピーネガティブ・ボーイフル(2012年、吉本神保町花月)
  • つまんなかったら言ってね、死ぬから。(2012年、あんかけフラミンゴ)
  • 好き好き大好き、超愛してる(2012年、オーストラ・マコンドー)
  • 大女優祭(2012年、江古田のガールズ)
  • 西暦2040年に死んだばあちゃんの娘(2013年、コーヒーカップオーケストラ)
  • 燦燦(2013年、リップルエンターテイメントproduce)
  • きれいなお空を眺めていたのに(2013年、こゆび侍)
  • ギョーザ丸、出港す(2013年、トリコロールケーキ)日替わりゲスト
  • Romantic Love?(2013年、劇団競泳水着)
  • ダイヤモンドブス(2013年、HAPPY BIRTHDAY×ロ字ック ライブ)
  • 危険な二人〜燃えっカスにもなりゃしねえ!〜(2014年、新宿コントレックス)
  • あなたに贈るキス2(2014年、Initial Film)
  • 真夜中の首脳会議(2014年、THEラブ人間) - ドラム&コーラス
  • 話グルマ(2015年、スケッチ群像劇)
  • フォルケフィエンデ〜人民の敵〜(2015年、雷ストレンジャーズ
  • ずぶ濡れのハト(2015年、日本劇作家協会主催リーディング)
  • ベンチ(2015年、タイタニックゴジラ 15Minutes Made vol.13)
  • かもめ(2015年、演劇ユニットnoyR)
  • ファニー・ピープル(2016年、シンクロ少女)
  • カムアウト(2016年、燐光群
  • アンコールの夜(2016年、KAKUTA
  • ねこはしる(2016年、KAKUTAとアルケミスト
  • 夜明けに、月の手触りを(2016年、mizhen 新人戯曲賞優秀作品) - 主演
  • フォルケフィエンデ〜人民の敵〜(2016年、雷ストレンジャーズ)
  • 西戸山ワルツ(2017年、サンモールスタジオproduce)
  • 上野パンダ島ビキニーズ(2017年)
  • ダズリング=デビュタント(2017年、あやめ十八番
  • 湾岸線浜浦高架下4:00A.M(土、日除ク)(2017年、燐光群) - リーディング出演
  • 瘡蓋の底(2017年、タカハ劇団
  • グランメゾン・アカシア(2017年、日本劇作家協会主催 リーディング)
  • マイナス2.5(2018年)
  • 若様組まいる〜アイスクリン強し〜(2018年)
  • Last Night In The City(2018年、シンクロ少女)
  • 人魚の瞳、海の青(2018年、日本劇作家協会リーディング) - 主演
  • ロマン(2018年、水素74%)
  • ジーザス・クライスト・レディオスター(2018年)
  • OTAMESHI!鳥皮ささみ(2019年、なかないで、毒キノコちゃん)
  • 見よ、飛行機の高く飛べるを(2019年、ことのはbox) - 主演
  • 古-inishie-(2019年、エヌオーフォー)
  • 日本劇作家協会主催 リーディングフェスタ2019(2019年)
  • Better Call Shoujo(2020年、シンクロ少女) - 主演
  • バクステ!3rd stage.(2020年、エヌオーフォー)
  • 病室(2021年、劇団普通)
  • COCOON PRODUCTION 2022「広島ジャンゴ 2022」(2022年4月5日 - 30日、東京・Bunkamura シアターコクーン/5月6日 - 16日、大阪・森ノ宮ピロティホール[9]
  • チキン南蛮の夜(2023年、くによし組) - 主演
  • いいね!光源氏くん(2023年8月12日 - 19日、三越劇場) - 笹本絹代 役[10]
  • 画餅 特別公演「ホテル・アムール」(2024年9月26日 - 30日、浅草九劇[11]

映画

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テレビドラマ

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配信ドラマ

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バラエティ番組

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CM

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受賞歴

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  • CoRich舞台芸術まつり!2014 俳優賞(劇団□字ック『荒川、神キラーチューン』)[6]

著書

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雑誌連載

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  • 小野寺ずるのお芝居のアソコ(『演劇ぶっく』) - イラスト&エッセイ
  • 小野寺ずるのお散歩エロジェニック(『演劇キック』) - イラスト&エッセイ
  • 小野寺ずるの女の平和(『えんぶ』) - インタビュー企画
  • 小野寺ずるのド腐れ漫画帝国 ( 日刊SPA! ) - 漫画連載

詩集

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脚注

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  1. ^ a b c d 小野寺 ずる”. タレントデータバンク. 2020年4月29日閲覧。
  2. ^ a b 小野寺ずる(インタビュー)「「ガールズトークの本音を監視カメラで覗くようなイメージ」/AbemaTV生ドラマ「もうちょい、奪い愛」小野寺ずるインタビュー」『ムービーハイウェイ』、トキオ・ゲッツ、2017年2月17日http://movie-highway.com/interview/%E3%80%8C%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%83%88%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%81%AE%E6%9C%AC%E9%9F%B3%E3%82%92%E7%9B%A3%E8%A6%96%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9%E3%81%A7%E8%A6%97%E3%81%8F%E3%82%88%E3%81%86/2020年4月29日閲覧 
  3. ^ a b c d 小野寺ずる(インタビュアー:竹内みちまろ)「小野寺ずる、『奪い愛、冬』生ドラマでダレノガレ明美のメイド役を務める彼女はどんな女優?」『ミニシアター通信』、2017年2月5日https://minicine.jp/4/0209.html2020年4月29日閲覧 
  4. ^ a b c d “色情狂の幽霊、現る!? 小野寺ずる×藤原佳奈 舞台『同じ浄土に咲く花で』が5月25日から四谷三丁目・喫茶茶会記で上演”. エントレ (ヴィレッヂ). (2019年4月19日). http://entre-news.jp/2019/04/58453.html 2020年4月29日閲覧。 
  5. ^ 🍀小野寺ずる🌿の2013年4月1日のツイート2020年4月29日閲覧。
  6. ^ a b 俳優賞”. CoRich舞台芸術まつり!. 舞台芸術まつり!2014春. こりっち. 2020年4月29日閲覧。
  7. ^ □字ックの2018年6月30日のツイート2020年4月29日閲覧。
  8. ^ 小野寺 ずる”. 日本タレント名鑑. VIPタイムズ社. 2020年4月29日閲覧。
  9. ^ Inc, Natasha. “天海祐希が子連れガンマン、鈴木亮平がその愛馬に!蓬莱竜太「広島ジャンゴ 2022」(コメントあり)”. ステージナタリー. 2021年12月2日閲覧。
  10. ^ 室龍太主演、舞台「いいね!光源氏くん」追加キャストに長野凌大・小野寺晃良ら”. ステージナタリー. ナターシャ (2023年6月20日). 2023年6月21日閲覧。
  11. ^ 画餅「ホテル・アムール」追加キャストに小野寺ずる・相根優貴・島田桃子”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年8月16日). 2024年8月16日閲覧。
  12. ^ “ダレノガレ明美、生ドラマで長セリフに挑戦 -『奪い愛、冬』スピンオフ配信”. マイナビニュース (マイナビ). (2017年1月12日). https://news.mynavi.jp/article/20170112-a300/ 2020年4月29日閲覧。 
  13. ^ Inc, Natasha. “「主夫メゾン」結木滉星 / 稲葉友 / 奥野壮 / 磯村勇斗 / 瀬戸利樹インタビュー - 映画ナタリー 特集・インタビュー”. 映画ナタリー. 2021年3月7日閲覧。

外部リンク

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