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小野里宴

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

小野 里宴(おの りえん、1959年 - )は、日本児童文学作家

経歴・人物

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東京都生まれ。上智大学文学部心理学科卒業。同大学院修士課程霜山徳爾教授に師事[1]

出産を転機に児童文学へ。斎藤惇夫松居直渡辺茂男堀内誠一内田莉莎子松谷さやか猪熊葉子垂石真子などに影響を受ける。28歳のとき、福音館母の友『かっぱうたろう』初出。現在は文筆活動細々[2]

父親は小野襄(スペースデザイン・教授)、母親は小野かおる(造形大学教授・絵本作家)。父方の祖父は小野薫(建築教授)、母方の祖父は中山省三郎(ロシア文学翻訳・詩人)。

佐賀県鍋島福岡県久留米市に転居し、現在は東京都在住。

著作

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幼年童話
  • 『かっぱうたろう』(絵:梶山敏夫福音館書店
  • 『こだぬきまめた』(絵:おのかおる、クロスロード)
  • 『シラノせんせい たいへんだ!』(絵:妙木浩之偕成社
  • 『でんでら竜が出てきたよ』(絵:伊藤栄一、理論社
  • 『はりねずみのイガー・カ・イジー』(絵:久本直子、理論社)
  • 『はりねずみのだいぼうけん』(絵:久本直子、理論社)
  • 『はりねずみとクシャミ病』(絵:久本直子、理論社)
  • 『はりねずみとヤマアラシ』(絵:久本直子、理論社)
  • 『なきむしおにごっこ』(絵:降矢奈々、ポプラ社
  • 『てんこうせいはワニだった』(絵:おのりえん、こぐま社
  • 『きっちりしとーるさん』(絵:おのりえん 、こぐま社)
  • 『ののおばさんのゆびわのおはなし』(絵:宮本忠雄、フレーベル館
  • 『こおにと山んじい』(絵:さもじろう、校正出版)
  • 『ぼくのドラゴン』(絵:森環、理論社)他
絵本
  • 『よくばりぎつね じろろっぷ』(絵:たるいしまこ)福音館書店
  • 『おかしきさんちのものがたり・よにんのこえがきこえたら』(絵:はたこうしろう、フレーベル館)
  • 『おかしきさんちのものがたり・まほうのタオル』(絵:はたこうしろう、フレーベル館)
  • 『おかしきさんちのものがたり・こいぬいたらいいなあ』(絵:はたこうしろう、フレーベル館)
  • 『おかしきさんちのものがたり・みんなくるくるよってくる』(絵:はたこうしろう、フレーベル館)
  • 『お月さまよんで』(絵:アンヴィル菜穂子、偕成社)
  • 『なかよしこぐま・まんなかに』(絵:はたこうしろう、ポプラ社
  • 『なかよしこぐま・わけっこするのだいきらい』(絵:はたこうしろう、ポプラ社)
  • 『とんとんすととん』(絵:稲野辺郁子、アリス館)
  • 『ママあそんで・あさみちゃんとどんどこどん』(絵:おのりえん、偕成社)
  • 『ヒッポヒッポルー・わたしはかばのヒッポヒッポルー』(絵:国松エリカ、偕成社)
  • 『かみさまがかみさかまが』(西村あつこ、偕成社)
  • 『おさわがせサイのライノー』(絵:小野かおる、偕成社)
  • 『こんがリンダにきいてみな』(絵:大島妙子、フレーベル館)
  • 『こんがリンダにまかせてよ』(絵:大島妙子、フレーベル館)
長編
  • 『メメント・モーリ』(挿絵:平出 衛 理論社)
  • 『24節季虫のお話・むしのいどころ ひとのいどころ』(挿絵:秋山あゆ子、理論社)
  • 『虫のおしらせ』同上
  • 『虫愛づる姫もどき』同上

脚注

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  1. ^ おのりえん『『さいのライノー』折込チラシ』偕成社、1995年。ISBN 978-4652202517 
  2. ^ おのりえん『ぼくのドラゴン』理論社、2018年2月1日。ISBN 978-4652202517 

関連項目

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