尾越辰雄
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尾越 辰雄(おごせ たつお、慶応4年4月14日[1](1868年5月6日) - 大正12年(1923年)9月21日[2])は、日本の衆議院議員(立憲同志会→憲政会)。弁護士。
経歴
[編集]肥後国宇土郡宇土に宇土藩士武藤三兵衛の三男に生まれ、尾越可俊の養子となった[1]。1893年(明治26年)、獨逸協会学校専修科(現在の獨協大学)を卒業し、熊本市で弁護士を開業した[1]。1898年(明治31年)よりドイツのライプツィヒに留学し、1901年(明治34年)に博士号を得た[1]。帰国後は破産管財人、熊本市会議員、同参事会員などを務めた。1906年(明治39年)からは東京市に事務所を開いた[1]。
1915年(大正4年)、第12回衆議院議員総選挙に出馬し、当選。1919年(大正8年)の補欠選挙で再選された[3]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 人事興信所編『人事興信録 第5版』人事興信所、1918年。
- 衆議院・参議院編『議会制度七十年史 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1962年。