コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

山下達也

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
山下 達也
名前
愛称 ヤマ、タツヤ、ヤマタツ、ヤマゲ
カタカナ ヤマシタ タツヤ
ラテン文字 YAMASHITA Tatsuya
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1987-11-07) 1987年11月7日(37歳)
出身地 兵庫県明石市
身長 182cm
体重 77kg
選手情報
在籍チーム 日本の旗 セレッソ大阪
ポジション DF
背番号 23
利き足 右足
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2006-2010 セレッソ大阪 16 (0)
2011 コンサドーレ札幌 37 (0)
2012-2019 セレッソ大阪 206 (10)
2019-2021 柏レイソル 31 (0)
2022-2024 セレッソ大阪 4 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。2024年12月8日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

山下 達也(やました たつや、1987年11月7日 - )は、兵庫県明石市出身のプロサッカー選手Jリーグセレッソ大阪所属。ポジションはディフェンダー(DF)

来歴

[編集]

神戸市立御影工業高等学校を経て、2006年にセレッソ大阪へ入団。その後は、ほとんど出場が無く2010年には全公式戦で出場が無かった。

出場機会に恵まれなかったため、2011年から当時J2に所属していたコンサドーレ札幌へ完全移籍。ほとんど実績が無かったため期待されていなかったが、加入初年度でレギュラーを掴み取って活躍し、クラブの4年ぶりのJ1昇格に大きく貢献する仕事を果たした。

2012年、再び厳しいポジション争いに身を置くためや、それまで全く活躍できなかったセレッソ大阪からのオファーという事もあり完全移籍で復帰。コンサドーレへの変わらぬ愛情を述べた長文のコメントを残した[1]

2013年には、当時レギュラーだった藤本康太茂庭照幸が負傷で相次いで戦線を離脱したことを背景に、シーズン中盤からレギュラーに定着し、チームのリーグ戦3位に貢献する活躍で、Jリーグ優秀選手賞を獲得した。

2014年4月には、サッカー日本代表候補のトレーニングキャンプに招集[2]

2017年シーズンの後半からは、木本恭生との間でセンターバックの座を争っていた。

2019年2月22日には、セレッソの本拠地・ヤンマースタジアム長居で開催されたヴィッセル神戸との開幕戦に、センターバックとしてフル出場。Jリーグ全体のレギュラーシーズン最初の試合でもあったが、後半32分に持ち味のヘディングでシーズン初ゴールを決めた末に、1-0というスコアでチームを6年振りの開幕戦勝利に導いた。Jリーグのレギュラーシーズン開幕戦にDFとして起用された選手がシーズン1号ゴールを記録した事例は、Jリーグ史上初めて[3]

2019年8月11日に、J2・柏レイソルへの完全移籍が発表された[4]。8月13日付の移籍で、背番号は50。途中加入ながらJ2優勝J1昇格に大きく貢献した。

2020年10月2日、ルヴァンカップ準決勝の横浜F・マリノス戦でヘディングで決勝点を決め、1-0の勝利と7年ぶりの決勝進出に貢献した[5]。決勝でも先発フル出場したが、1-2で敗れ準優勝だった[6]

2022年1月12日、セレッソ大阪へ完全移籍で復帰することが発表された[7]

2023年、親善試合のパリ・サンジェルマンFC戦で後半から出場、久々の出番だったが、体を張ったディフェンスで3-2の逆転勝ちに貢献した[8]

2024年、チームのキャプテンに就任した[9]。10月23日、今シーズン限りでの現役引退を発表した[10]。11月29日、ヨドコウ桜スタジアムで行われた今季ホーム最終戦となる鹿島アントラーズ戦で後半42分にDF西尾隆矢と交代でピッチに入ってJ1通算150試合出場を達成[11]

所属クラブ

[編集]

個人成績

[編集]
国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2006 C大阪 28 J1 0 0 0 0 0 0 0 0
2007 J2 7 0 - 0 0 7 0
2008 23 8 0 - 1 0 9 0
2009 1 0 - 0 0 1 0
2010 J1 0 0 0 0 0 0 0 0
2011 札幌 J2 37 0 - 0 0 37 0
2012 C大阪 J1 9 0 0 0 4 0 13 0
2013 26 3 6 0 3 1 35 4
2014 33 1 2 0 4 0 39 1
2015 J2 42 2 - 1 0 43 2
2016 39 1 - 2 0 41 1
2017 J1 26 2 2 0 1 0 29 2
2018 21 0 2 0 3 0 26 0
2019 10 1 7 0 1 1 18 2
50 J2 10 0 - - 10 0
2020 J1 19 0 3 1 - 22 1
2021 2 0 1 0 1 0 4 0
2022 C大阪 23 0 0 1 0 1 0 2 0
2023 0 0 0 0 1 0 1 0
2024 4 0 2 0 2 0 8 0
通算 日本 J1 150 7 26 1 21 2 197 10
日本 J2 144 3 - 4 0 148 3
総通算 294 10 26 1 25 2 345 13

その他の公式戦

国際大会個人成績
年度 クラブ 背番号 出場 得点
AFCACL
2014 C大阪 23 8 2
2018 5 0
通算 AFC 13 2

代表歴

[編集]
  • 2006年 U-19日本代表
  • 2014年 日本代表候補 

タイトル

[編集]

クラブ

[編集]
セレッソ大阪
柏レイソル

個人

[編集]
  • Jリーグ優秀選手賞(2013年)

関連項目

[編集]

脚注

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ 山下達也 選手 セレッソ大阪へ完全移籍のお知らせ”. 2024年11月6日閲覧。
  2. ^ 山下 達也選手、南野 拓実選手、長谷川 アーリアジャスール選手 日本代表候補トレーニングキャンプ メンバー選出のお知らせ”. セレッソ大阪 (2014年4月3日). 2014年4月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月12日閲覧。
  3. ^ C大阪 山下痛快ゴール!J史上初のDFがシーズン1号(『 スポーツニッポン』2019年2月23日付記事)
  4. ^ 山下 達也選手 移籍加入合意のお知らせ柏レイソル公式サイト 2019年8月11日
  5. ^ TOP > NEWS > ルヴァン杯 > 記事詳細 守護神が好守連発の柏、7年ぶりルヴァン杯決勝進出!! DF山下達也の一撃で横浜FMを退ける”. 2022年2月14日閲覧。
  6. ^ 柏vsFC東京の試合結果・データ(JリーグYBCルヴァンカップ:2021年1月4日)”. 2024年11月8日閲覧。
  7. ^ 山下 達也選手 完全移籍加入のお知らせ”. セレッソ大阪オフィシャルウェブサイト | Cerezo OSAKA. 2022年1月18日閲覧。
  8. ^ Paris Saint-Germain JAPAN TOUR 2023”. 2023年7月31日閲覧。
  9. ^ 2024シーズン キャプテン、副キャプテンについて”. セレッソ大阪オフィシャルウェブサイト (2024年2月20日). 2024年10月23日閲覧。
  10. ^ 山下 達也選手 現役引退について”. セレッソ大阪オフィシャルウェブサイト (2024年10月23日). 2024年10月23日閲覧。
  11. ^ 引退するC大阪・山下主将が終了間際に出場 サポーターら周囲に感謝を伝え、涙ぐむ - スポニチ Sponichi Annex サッカー”. スポニチ Sponichi Annex. 2024年11月30日閲覧。

外部リンク

[編集]