山口不二夫
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山口 不二夫(やまぐち ふじお、1957年 - )は、日本の会計学者、明治大学大学院グローバル・ビジネス研究科教授[1][2]。無形資産など貨幣的評価が難しい[要出典]対象の会計上の扱いや、非営利組織の会計などを専門としている[2]。
人物情報 | |
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生誕 | 1957年(66 - 67歳) |
国籍 | 日本 |
出身校 |
東京大学経済学部 東京大学大学院経済学研究科 |
学問 | |
研究分野 |
会計学 財政学 経済史 |
研究機関 | 明治大学 |
学位 | 経済学博士(東京大学) |
学会 |
日本会計史学会 日本会計研究学会 日本経営史学会 会計理論学会 |
主な受賞歴 | 日本会計史学会賞 |
経歴
[編集]1982年、東京大学経済学部経営学科卒業後、同大学院に進み、1987年3月に大学院経済学研究科第二種博士課程を単位取得退学した後[1][2]、同年12月に「日本郵船会計史の研究」で経済学博士を取得した[3]。1987年に神奈川大学経済学部専任講師となり、1989年に助教授に昇任、1992年に青山学院大学国際政治経済学部助教授に転じ、1999年に教授へ昇任した[1][2]。2001年に青山学院大学専門大学院国際マネジメント研究科教授となり、2004年に明治大学大学院グローバル・ビジネス研究科教授に転じた[1][2]。
2001年には、『日本郵船会計史』により、日本会計史学会賞を受賞した[2][4]。
1997年から2001年まで、国土庁不動産鑑定士試験第二次試験委員を務めた[2]。
おもな業績
[編集]単著
[編集]- 日本郵船会計史:個別企業会計史の研究 財務会計篇、白桃書房、1998年
- 日本郵船会計史:個別企業会計史の研究 豫算・原価計算篇、白桃書房、2000年
共著
[編集]- (落合稔ほかとの共著)中小企業新会計制度、東京教育情報センター、2003年
- (野中郁江、梅田守彦との共著)私立大学の財政分析ができる本、大月書店、2001年
- (山口孝、山口由二との共著)企業分析 : 事例による資料の見方から評価・解釈まで、白桃書房、1996年
- 2001年に増補版が出版されている。
論文
[編集]関連人物
[編集]出典・脚注
[編集]- ^ a b c d “山口 不二夫”. 明治大学. 2013年7月17日閲覧。
- ^ a b c d e f g “山口 不二夫”. 独立行政法人経済産業研究所. 2013年7月17日閲覧。
- ^ “日本郵船会計史の研究 山口不二夫”. 国立国会図書館. 2013年7月17日閲覧。
- ^ “学会賞受賞者一覧”. 日本会計史学会. 2013年7月17日閲覧。
- ^ “所員の現在の活動”. 山口経営分析研究所. 2013年7月17日閲覧。
- ^ Meiji.net リレーコラム 自由な話し合いから、「考える力」を高めよう「人生で影響を受けた人物」・山口 不二夫・2021年6月29日
- ^ 『MBS review 14号』「落合稔教授退職記念号」3頁(明治大学専門職大学院グローバル・ビジネス研究科、2018年3月)落合稔教授の退職によせる献辞