山崎ひょうたん塚古墳
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山崎ひょうたん塚古墳 | |
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墳丘(左に前方部、右に後円部) | |
別名 | 夫婦塚 |
所在地 | 千葉県佐倉市下根 |
位置 | 北緯35度43分54.5秒 東経140度13分32.9秒 / 北緯35.731806度 東経140.225806度 |
形状 | 前方後円墳 |
規模 | 推定全長40メートル以上(現存長37メートル、後円部径25メートル、後円部高7.4メートル、前方部高3メートル) |
埋葬施設 | 不明 |
出土品 | なし |
築造時期 | 4世紀頃? |
史跡 | 佐倉市指定史跡(1975年(昭和50年)4月23日)[1] |
地図 |
山崎ひょうたん塚古墳(やまのさきひょうたんづかこふん)は、千葉県佐倉市下根にある古墳。形状は前方後円墳で、佐倉市の史跡に指定されている[1]。
概要
[編集]京成佐倉駅の北西1.6キロメートルの下総台地縁辺部に立地し、現在は鹿島川の低地に面しているが、古代には印旛沼を眼下に臨む位置にあったと見られる[1]。墳丘前方部が一部崩壊しており、現存部の全長は37メートルとなっているが、本来は40メートルを超えていたと推定されている。かつて、同古墳の南側には円墳があり、2基は併せて「夫婦塚」と呼ばれていたという[2]。発掘調査が行われていないため、出土遺物はなく、埋葬施設の様相も不明だが、後円部に対して前方部が低く、高台に立地するという条件などから、古墳時代前期の4世紀頃の築造と推定されている[1]。南1.1キロメートル先に並木1号墳がある。
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墳丘(東)
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墳丘(南東)
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後円部