山崎敏光
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山崎 敏光 | |
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生誕 |
1934年9月28日(90歳) 日本・東京府浅草 |
居住 | 日本 |
国籍 | 日本 |
研究分野 | 物理学 |
出身校 | 東京大学 |
プロジェクト:人物伝 |
山崎 敏光(やまざき としみつ、1934年〈昭和9年〉9月28日[1] - )は、日本の物理学者。日本学士院会員。文化功労者。
略歴
[編集]1957年(昭和32年)に東京大学理学部物理学科を卒業。東京大学原子核研究所助手、カリフォルニア大学およびニールス・ボーア研究所研究員、東京大学理学部講師、同助教授をへて[3]、1972年(昭和47年)東京大学教授となる[1]。1986年(昭和61年)東京大学原子核研究所長[1]。退官後は日本学術振興会監事、財団法人仁科記念財団理事長(後任はノーベル賞受賞者の小林誠[4])などを歴任し[3]、2022年現在は東京大学名誉教授。
原子核物理の研究で知られ、中間子物理の実験的研究など卓越した業績で数々の受賞・受章を授与されている。
リヒャルト・ワーグナーの研究でも知られ、訳書(ジョフリー・スケルトン 著『バイロイトの100年』音楽之友社 1976年)の出版も行なっている。
著名な家族
[編集]東京工業大学 リベラルアーツ研究教育院教授でドイツ文学者(リヒャルト・ワーグナー研究者)の山崎太郎は長男。
受章・受賞等歴
[編集]- 1972年 松永賞[5]
- 1975年 仁科記念賞[5]
- 1987年 恩賜賞・日本学士院賞[1][5]
- 1994年 藤原賞[5]
- 2000年 フンボルト賞[5] 2022年現在日本フンボルト協会名誉会員[6]
- 2002年 トリノ大学名誉博士[5]
- 2005年 日本学士院会員[1][5]
- 2009年 文化功労者[1]
- 2009年 荒川区民栄誉賞[7]
- 2010年 瑞宝重光章[5]
脚注
[編集]注釈・出典
[編集]- ^ a b c d e f 日本人名大辞典+Plus, デジタル版. “山崎敏光とは”. コトバンク. 2022年11月23日閲覧。
- ^ 松尾学術振興財団『科学の先端を拓く: 一人一話集』科学新聞社、2004年10月。ISBN 978-4-905577-96-6 。
- ^ a b “瑞宝重光章を受章 物理学専攻 山崎敏光名誉教授 - トピックス - 東京大学 大学院理学系研究科・理学部”. www.s.u-tokyo.ac.jp. 2022年11月23日閲覧。
- ^ “Isotope News 2011年12月号 No.692”. 仁科記念財団. 2022年11月23日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “会員情報 - 山崎敏光|日本学士院”. www.japan-acad.go.jp. 2022年11月23日閲覧。
- ^ “名誉会員 - 日本フンボルト協会”. 2022年11月23日閲覧。
- ^ 荒川区. “区民栄誉賞”. 荒川区公式サイト. 2022年11月23日閲覧。