山本正一 (官僚)
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山本 正一(やまもと しょういち、1884年(明治17年)4月13日[1] - 没年不詳)は、台湾総督府官僚。新竹市尹。
経歴
[編集]兵庫県赤穂郡船坂村(現在の上郡町)出身[1]。1905年(明治38年)、東京郵便電信学校行政科を卒業し、通信手、通信属を務めた[1]。1911年(明治44年)11月[2]、高等文官試験に合格[1]。警視庁警部・赤坂表町警察署長、兵庫県警部・龍野警察署長、警視・三宮警察署長、台北州警務課長・衛生課長、台北州淡水郡守、新竹州大渓郡守を歴任し、1930年(昭和5年)、新竹市尹に就任した[1]。その後、専売局参事・酒課長兼煙草課長、関税事務官・庶務課長兼監視部長を務めた[3]。1936年(昭和11年)、退官[4]。
脚注
[編集]- ^ a b c d e 自治制度改正十周年紀念人物史 1931, p. 新竹州1.
- ^ 秦郁彦編『日本官僚制総合事典1868-2000』第2版、東京大学出版会、2007年、200頁。
- ^ 人事興信録 1939, pp. ヤ171-172.
- ^ 「元台湾総督府税関事務官山本正一特旨叙位ノ件」 アジア歴史資料センター Ref.A11114423200
参考文献
[編集]- 原幹次郎編『自治制度改正十周年紀念人物史』勤労と富源社、1931年。
- 人事興信所編『人事興信録 第12版(下)』人事興信所、1939年。