山田三郎 (陸上選手)
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山田 三郎(やまだ さぶろう、1922年[1] - 2012年7月8日)は、日本の陸上競技選手、専門はマラソン[2]。戦後間もない時期に、農業に従事しながらコーチもなくひとりで練習して各地のマラソン大会で活躍した[3]。山田は、競技を離れた後にも長く地元で農業を営み[3]、岐阜市正木西部土地区画整理組合理事長なども務めた[2]。
おもなマラソンの成績
[編集]- 1948年12月5日:第2回 朝日マラソン(香川県:後の福岡国際マラソンの前身)
- 優勝 - 2:37:25
- 山田は残り10kmを切ってからスパートをかけ、同年のロンドンオリンピック(日本は不参加)のマラソン6位に相当する好タイムで優勝した[1]。
- 優勝 - 2:37:25
脚注
[編集]- ^ a b “第2回大会(朝日マラソン)昭和23年12月5日 舞台は香川 山田が五輪6位相当の好タイムで混戦を制す”. 朝日新聞社. 2014年11月29日閲覧。
- ^ a b “訃報 2012年7月”. 岐阜新聞. 2014年11月29日閲覧。
- ^ a b “マラソン日本一に二度輝いた山田三郎さん(南正木)” (PDF). ふれあい鷺山 (鷺山自治会連合会/鷺山まちづくりサポーターズ) (2): p. 4. (2004年12月10日) 2014年11月29日閲覧。
- ^ a b c “国民体育大会” (PDF). 日本体育協会. 2014年11月29日閲覧。
- ^ “第二回 朝日マラソン”. 朝日新聞・東京朝刊: p. 2. (1948年11月17日) - 聞蔵IIビジュアルにて閲覧
- ^ “第4回大会 山田、古賀のV4を阻む”. 毎日新聞社. 2014年11月29日閲覧。