山田昭男
表示
山田 昭男(やまだ あきお、1931年(昭和6年)10月7日 - 2014年(平成26年)7月30日)は、日本の実業家、演出家。未来工業の創業者。
来歴・人物
[編集]1931年(昭和6年)、中国上海に生まれる[1]。1948年(昭和23年)、旧制大垣中学校(現在の岐阜県立大垣北高等学校)を卒業[2]。岐阜県を拠点に演劇活動を行い、劇団「未来座」を設立[2]。1965年(昭和40年)、劇団の仲間とともに建設用電設資材メーカーである未来工業を設立し、同社社長となる[1][2]。1991年(平成3年)には同社を名古屋証券取引所市場第二部へ上場させる。2000年(平成12年)に同社相談役[1][2]。
若き日の演劇活動の経験から、休日を増やし生産性を向上させる仕組みづくりなど、企業活動でもユニークな方針を打ち出してきたことで知られる。さらにメセナ活動として演劇への市民の招待や、映画制作などを行ってきた。
2014年(平成26年)7月30日に多臓器不全のため岐阜県大垣市の病院で死去[3]。82歳没。
その他
[編集]テレビ出演
[編集]- 日経スペシャル カンブリア宮殿 会社は自分のものだ!自ら考え、自ら良くしろ!(2011年1月20日、テレビ東京)[4]
書籍
[編集]著書
[編集]- 『楽して、儲ける! 未来工業・山田昭男の型破り経営論!発想と差别化でローテクでも勝てる!』(2004年3月24日、中経出版)ISBN 4806119814 OCLC 169867287
- 『日本でいちばん社員のやる気がある会社』(2010年3月2日、中経出版 中経の文庫)ISBN 4806136409
- 『ドケチ道 - 会社を元気にする「生きたお金」の使い方』(2010年9月29日、東洋経済新報社)ISBN 4492521895 OCLC 668181988
- 『日本一社員がしあわせな会社のヘンな“きまり"』(2011年11月18日、ぱる出版)ISBN 4827206813
- 『ホウレンソウ禁止で1日7時間15分しか働かないから仕事が面白くなる』(2012年8月11日、東洋経済新報社)ISBN 9784492044728
- 『稼ぎたければ、働くな。「日本一幸せな働き方」を大公開!』(2012年11月5日、サンマーク出版)ISBN 9784763132475
- 『毎日4時45分に帰る人がやっているつまらない「常識」59の捨て方』(2013年8月3日、東洋経済新報社)ISBN 9784492045107
- 『常識をひっくり返せばメシの種はいくらでもある 日本一幸せな会社をつくった男のヘンな発想法』(2013年10月3日、こう書房)ISBN 9784769611080
- 『日本一社員がしあわせな会社のヘンな“きまり" 2』(2013年12月2日、ぱる出版)ISBN 4827208344
- 『山田昭男の仕事も人生も面白くなる 働き方バイブル』(2015年6月27日、東洋経済新報社)ISBN 9784492045749
関連書籍
[編集]- 『山田昭男のリーダー学 「日本一労働時間が短い“超ホワイト企業"は利益率業界一!」』(著者:天外伺朗)(2014年4月24日、講談社 人間性経営学シリーズ)ISBN 9784062189019
- 『超ホワイト企業の源流 未来工業・山田昭男の素顔』(編著:翠幸一郎)(2014年12月1日、かもがわ出版)ISBN 9784780307467
外部リンク
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c “朝日新聞デジタル:〈仕事のビタミン〉山田昭男・未来工業相談役:1”. digital.asahi.com. 朝日新聞社. 2023年10月6日閲覧。
- ^ a b c d “未来工業創業者 山田 昭男 (やまだ・あきお)氏”. 日経スペシャル カンブリア宮殿. テレビ東京. 2023年10月6日閲覧。
- ^ 山田昭男氏死去(未来工業元社長、同社創業者) Archived 2014年8月8日, at Archive.is 時事通信 2014年7月30日
- ^ 会社は自分のものだ!自ら考え、自ら良くしろ! - テレビ東京 2011年1月20日