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山野力

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
山野 力
YAMANO Chikara
Portal:陸上競技
選手情報
ラテン文字 Chikara Yamano
国籍 日本の旗 日本
競技 陸上競技
種目 長距離走
所属 九電工
大学 駒澤大学経営学部
生年月日 (2000-05-22) 2000年5月22日(24歳)
出身地 山口県の旗山口県宇部市
身長 176cm
体重 58kg
自己ベスト
5000m 13分40秒68(2022年)
10000m 27分56秒85(2023年)
ハーフマラソン 1時間00分40秒(2022年)
マラソン 2時間16分25秒(2023年)
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山野 力(やまの ちから、2000年5月22日 - )は、日本陸上競技選手。山口県宇部市出身。九電工陸上競技部所属。専門種目は長距離走

経歴

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宇部市立神原中学校、宇部鴻城高等学校駒澤大学経営学部卒業。

大学時代

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大学1年次

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三大駅伝での出場はなし。

大学2年次

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第32回出雲駅伝は新型コロナウイルスの影響により中止。第52回全日本大学駅伝で6区を担当し三大駅伝デビューを果たす。3位で襷を受け順位を1つ落としたものの、区間4位でまとめた。なお、駒大は6年ぶり13回目の優勝を果たした。

第97回箱根駅伝では9区を担当。1位・創価大と1分29秒差の2位で襷を受け区間6位の走りを見せたが、その差を3分19秒まで広げられる。この時点で総合優勝は絶望的かと思われたが、10区の21km手前で逆転し13年ぶり7回目の総合優勝を果たした(往路3位、復路2位)。 また、箱根駅伝終了後に次期副主将となった。

大学3年次

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第98回箱根駅伝では前回に続き9区を担当。6位で襷を受けると順位を2つ上げ、前回よりもタイムを1分17秒縮めた。だが、総合優勝を果たした青学大とは11分15秒もの大差をつけられ総合3位に甘んじ、連覇を逃した(往路3位、復路9位)。 箱根駅伝終了後には次期主将となった。

2022年2月13日、香川丸亀国際ハーフマラソンの延期により、第50回全日本実業団ハーフマラソン大会に学生ランナーとして特例で出場。惜しくも優勝は逃したが、日本人学生新記録となる1時間00分40秒をマークし4位に入った。

大学4年次

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第34回出雲駅伝では4区を担当し、初出場を果たす。トップで襷を受けると、強い向かい風を受けながらも区間2位と安定した走りで後続との差を広げた。駒大は9年ぶり4回目の優勝を果たし、大会新記録も樹立した(2時間08分32秒)。

第54回全日本大学駅伝では3区を担当。1秒差の2位で襷を受けると、前を走る創価大を追い抜いてトップに浮上させた。以降は完全な独走状態となり、2位に3分21秒の大差をつけ3連覇を達成。また、出雲駅伝に続き大会新記録を樹立した(5時間06分47秒)。

第99回箱根駅伝では3年連続で9区を担当。トップで襷を受けると、序盤から区間新記録ペースで突っ込む。ただ中盤以降はペースを落とし区間記録と区間賞には遠く及ばなかったものの、区間3位の力走で2位・中央大との差を28秒広げた。駒大は2年ぶり8回目の総合優勝(完全優勝)、及び史上5校目となる大学駅伝三冠を達成した。

卒業後も競技は継続し、現在は九電工に所属。

戦績・記録

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大学三大駅伝戦績

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学年 出雲駅伝 全日本大学駅伝 箱根駅伝
1年生
(2019年度)
第31回
― - ―
出場無し
第51回
― - ―
出場無し
第96回
― - ―
出場無し
2年生
(2020年度)
第32回
(開催中止)
第52回
6区-区間4位
37分45秒
第97回
9区-区間6位
1時間10分04秒
3年生
(2021年度)
第33回
― - ―
出場無し
第53回
― - ―
出場無し
第98回
9区-区間4位
1時間08分47秒
4年生
(2022年度)
第34回
4区-区間2位
18分09秒
第54回
3区-区間5位
34分01秒
第99回
9区-区間3位
1時間08分26秒

自己ベスト

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関連項目

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参考文献

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外部リンク

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先代
村山謙太
ハーフマラソン日本人学生記録
1時間00分40秒
次代
篠原倖太朗