山陰文学賞
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山陰文学賞(さんいんぶんがくしょう)は、かつて島根日日新聞社が主催していた公募文学賞。地域限定型の文学賞で応募資格は、島根県・鳥取県に在住する人に限られていた。
概要
[編集]山陰出身の作家難波利三、桜庭一樹、松本侑子などに続く作家の発掘と、文学活動の活性化、新人作家の顕彰を目的とし、2008年9月24日に創設された。
受賞作
[編集]- 第1回(2009年発表)応募総数:52
- エッセイ部門
- 大賞:『おにごっこの記憶』石橋直子
- 優秀賞:『たこ焼き屋Qちゃんの涙』北山一星
- 優秀賞:『ベリーハッピイ』竹内玄光
- 小説部門
- 大賞:『潮路の果てに』大田静間
- 優秀賞:『らもよし こんたもよし』丹羽隆
- 優秀賞:『やさしい赤』安藤奈都
- 奨励賞:『僕の親友は声』島松大
- 島根日日新聞社賞:『ぽんぽこぽんのぽん』寺井敏夫
- 童話部門
- 大賞:『ひゃっくりが聞こえますか?』よねやまみちお
- 優秀賞:『ともだち』宮森楓
- 優秀賞:『ある小さな小さな島の物語』宮森健次
- 第2回(2010年発表)応募総数:48
- エッセイ部門
- 大賞:『北の大地を走る』北山一星
- 優秀賞:『おばあちゃんの還暦』平里葉月
- 優秀賞:『今、ここに在る幸せを』山口昌彦
- 奨励賞:『一冊のノートから』藤田隆幸
- 小説部門
- 優秀賞:『斐川の風』寺井敏夫
- 童話部門
- 奨励賞:『うさぎのモカちゃん どうぶつえんに』木佐佳代子
- 第3回(2011年発表)
- エッセイ部門
- 最優秀賞:『妻を支えて』竹内玄光
- 優秀賞:『小っちゃいおじいちゃんと、私』鐘築牧子
- 奨励賞:『ゆうきの役割』佐藤美貴子
- 小説部門
- 最優秀賞:『湊情話』大田静間
- 優秀賞:『漁火』岡崎徹
- 奨励賞:『愛々々々』奥井久
- 奨励賞:『青春の写し絵』遠坂げんき
- 童話部門
- 該当なし
- 第4回(2012年発表)
エッセイ部門
- 最優秀賞:『鷺峠』神田力
- 優秀賞:『柿』窓枠曲壁
- 小説部門
- 該当作なし
- 童話部門
- 最優秀賞:『ぼくはイチロー』丹羽隆
- 第5回(2013年発表)
- エッセイ部門
- 該当作なし
- 小説部門
- 該当作なし
- 童話部門
- 該当作なし
選考委員
[編集]- 第1回 - 第5回:北川泉(島根大学名誉教授)
- 第1回 - 第5回:小泉凡(島根県立大学短期大学部教授)
- 第1回 - 第5回:山本成美(童話作家)
- 第1回 - 第3回:ダスティン・キッド(日本文化研究家)
- 第1回 - 第4回:小松昭夫(人間自然科学研究所理事長)
- 第5回:交易場修(人間自然科学研究所広報室長)