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岡山県道60号倉敷笠岡線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
岡山県道60号から転送)
主要地方道
岡山県道60号標識
岡山県道60号 倉敷笠岡線
主要地方道 倉敷笠岡線
実延長 34.4 km[1]
起点 倉敷市老松町5丁目【北緯34度35分31.0秒 東経133度45分12.2秒 / 北緯34.591944度 東経133.753389度 / 34.591944; 133.753389 (県道60号起点)
終点 笠岡市五番町【北緯34度29分59.5秒 東経133度30分40.1秒 / 北緯34.499861度 東経133.511139度 / 34.499861; 133.511139 (県道60号終点)
接続する
主な道路
記法
国道429号
都道府県道54号標識
岡山県道54号倉敷美袋線
都道府県道35号標識
岡山県道35号倉敷成羽線
都道府県道64号標識
岡山県道64号矢掛寄島線
国道2号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
倉敷市玉島長尾付近

岡山県道60号倉敷笠岡線(おかやまけんどう60ごう くらしき かさおかせん)は、岡山県倉敷市から笠岡市に至る県道主要地方道)である。

概要

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国道2号と並行するかたちで倉敷市船穂地区や倉敷市玉島地区を経由し、その補完およびJR西日本山陽本線の北側地域における地区間連携の機能を担う。また、岡山市北区岡山駅西口地域から本路線に至る都市計画道路網により岡山市と高梁川西岸地域を結ぶ幹線動脈の一部としての機能も担う。

路線データ

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全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML
  • 起点 : 倉敷市老松町5丁目(老松西交差点、国道429号交点)
  • 終点 : 笠岡市五番町(五番町交差点、国道2号交点)
  • 路線延長 : 実延長 34.4 km[1]

歴史

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前身は岡山県道60号倉敷金光線、岡山県道168号関戸金光線、岡山県道285号地頭上笠岡線の各一部。

年表

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  • 1993年(平成5年)5月11日 - 建設省から、県道倉敷金光線の一部・県道関戸金光線の一部・県道地頭上笠岡線の一部が倉敷笠岡線として主要地方道に指定される[2]
  • 1994年(平成6年)4月1日 - 岡山県告示第250号により認定。
  • 2005年(平成17年)8月1日 - 沿線にあった浅口郡船穂町倉敷市に編入。
  • 2006年(平成18年)3月21日 - 沿線にあった浅口郡鴨方町金光町が浅口郡寄島町と対等合併し、浅口市が発足。
  • 2011年(平成23年)11月7日 - 15時に、岡山県告示第576号・577号により倉敷市水江 - 倉敷市西阿知町西原[注釈 1]の新道が供用開始[4]
  • 2014年(平成26年)10月1日 - 14時に、岡山県告示第498号により倉敷市船穂町船穂[注釈 2]の新道 (L=900 m) が暫定2車線で供用開始[6]
  • 2022年(令和4年)6月28日 - 14時に、玉島工区の倉敷市玉島道口 - 浅口市金光町下竹間(1.1  km)が開通[7]

路線状況

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浅口市鴨方町鴨方 - 浅口市鴨方町小坂西間、および笠岡市今立地内には、大型車の通行が困難な狭隘区間が存在。

また、倉敷市船穂町船穂 - 倉敷市玉島長尾の区間は新道の開通に向けて工事が進行中である[8]

重複区間

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道路施設

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橋梁

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  • 船穂橋(倉敷市西阿知町西原 - 倉敷市船穂町船穂)
延長552 m 、幅員9.8 m 、高梁川に架橋[9]
  • 伏越跨道橋(笠岡市笠岡)
延長180 m 、幅員10.3 m[9]国道2号をまたぐ。

地理

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通過する自治体

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交差する道路

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交差する道路 市町村名 交差する場所
国道429号 倉敷市 老松町5丁目 老松西交差点 / 起点
岡山県道396号酒津中島線 水江 水江北交差点
岡山県道190号西阿知停車場線 西阿知町西原 西阿知駅北交差点
岡山県道428号倉敷西環状線 西阿知町西原 船穂橋東交差点
岡山県道279号下原船穂線 船穂町船穂
岡山県道281号大曲船穂線 船穂町船穂
岡山県道54号倉敷美袋線 玉島長尾
岡山県道54号倉敷美袋線 玉島長尾
E2 山陽自動車道 玉島長尾 玉島IC交差点
18 玉島IC[注釈 3]
岡山県道35号倉敷成羽線 玉島八島
岡山県道35号倉敷成羽線 玉島八島 八島交差点
岡山県道382号本庄玉島線 浅口市 金光町下竹
岡山県道155号鴨方矢掛線 鴨方町鴨方
岡山県道64号矢掛寄島線 鴨方町鴨方 鴨方町本町交差点
岡山県道168号新賀小坂東線
岡山県道286号里庄地頭上線 重複区間起点
鴨方町小坂東
岡山県道286号里庄地頭上線 重複区間終点 鴨方町小坂西
岡山県道434号小坂西六条院中線 小坂西
岡山県道288号園井里庄線 / 現道 笠岡市 今立
岡山県道288号園井里庄線 / 新道 重複区間起点 今立
岡山県道288号園井里庄線 / 新道 重複区間終点 広浜
国道2号 五番町 五番町交差点 / 終点

交差する鉄道

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並行する旧街道

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かもがた町家(まちや)公園横に設けられた道標モニュメント。(浅口市鴨方町鴨方)
このうち浅口市鴨方町鴨方以東は、岡山藩の官道「岡山藩六官道」の一つ。かつての海岸線に沿った部分は、浜街道とも。

沿線

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施設
沿線の名所・旧跡・観光地

脚注

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注釈

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  1. ^ 倉敷市水江字往来1202番1地先から倉敷市西阿知町字赤土筋765番1地先を経て倉敷市西阿知町西原字鳴田765番1地先まで[3]
  2. ^ 倉敷市船穂町船穂字長川池2757番7地先から2743番1地先まで、字犬神17番2地先から字長川池2792番1地先まで[5]
  3. ^ 岡山県道54号倉敷美袋線経由

出典

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  1. ^ a b 岡山県統計年報 平成24年版(表89)” (XLS). 岡山県庁総合政策局統計分析課. 2014年10月5日閲覧。
  2. ^ s:道路法第五十六条の規定に基づく主要な都道府県道及び市道 - 平成五年五月十一日建設省告示第千二百七十号、建設省
  3. ^ 岡山県公報 第11326号(告示第576号・577号)” (PDF). 岡山県庁 (2011年11月4日). 2014年10月5日閲覧。
  4. ^ 主要地方道倉敷笠岡線の供用開始について』(プレスリリース)岡山県備中県民局地域政策部、2011年10月27日http://www.pref.okayama.jp/page/detail-113856.html2012年3月23日閲覧 [リンク切れ]
  5. ^ 岡山県公報 第11623号(告示第498号)” (PDF). 岡山県庁 (2014年9月30日). 2014年10月5日閲覧。
  6. ^ 県道倉敷笠岡線が平成26年10月1日に一部暫定供用開始します』(PDF)(プレスリリース)岡山県庁土木部道路建設課、2014年9月24日http://www.pref.okayama.jp/uploaded/life/400227_2400450_misc.pdf2014年10月5日閲覧 
  7. ^ 県道倉敷笠岡線(玉島工区)が令和4年6月28日に供用開始します!” (PDF). 岡山県備中県民局 (2022年6月21日). 2022年6月28日閲覧。
  8. ^ 「平成27年度 備中県民局の概要」各部(所)業務の概要 建設部 (PDF) 131・136ページ、岡山県備中県民局(2015年5月18日付発表)、2016年9月16日閲覧。
  9. ^ a b 岡山県統計年報 平成24年版(表91)” (XLS). 岡山県庁総合政策局統計分析課. 2014年10月5日閲覧。

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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