岡島正明
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岡島 正明(おかじま まさあき 1954年1月26日 -)は、日本の元農水官僚。政策研究大学院大学非常勤講師[1]、日本サッカー協会参与。大阪府出身(福井県という資料もあり)[2]。
人物
[編集]1977年農林水産省に入省。水産庁や林野庁の課長補佐を経て、1993年外食産業室長。1995年食糧庁主計課長となる。各課の課長を経て、2003年大臣官房予算課長。総括審議官、総合食料局長、大臣官房長となるが汚染米問題で処分を受け[3]次官候補であったが、辞職[4]。
2016年に日本サッカー協会 (JFA) 会長に就任した田嶋幸三から「ガバナンスとコンプライアンスを見てほしい」という依頼を受けてJFAの専務理事に就任するが、1期2年で退任している[5]。
略歴
[編集]- 東京大学経済学部経済学科卒業[6]
- 1977年(昭和52年)4月:農林省入省
- 1984年9月:水産庁漁政部水産流通課課長補佐(総括)
- 1987年1月:水産庁研究部漁場保全課水産専門官
- 1987年4月:外務省在フランス日本国大使館一等書記官
- 1990年5月:農林水産省大臣官房秘書課付
- 1990年6月:林野庁管理部管理課課長補佐(総括)
- 1991年8月:水産庁漁政部漁政課課長補佐(総括)
- 1992年4月:水産庁漁政部漁政課調査官[2]
- 1993年8月:農林水産省食品流通局企業振興課外食産業室長[7]
- 1995年:農林水産省食品流通局企画課物価対策室長
- 1995年12月:食糧庁総務部主計[要曖昧さ回避]課長[8]
- 1998年:農林水産省構造改善局農政部農業経営課長
- 2001年:農林水産省経営局総務課長
- 2003年1月:農林水産省大臣官房予算課長[8]
- 2004年1月:林野庁林政部長[8]
- 2005年9月:農林水産省大臣官房総括審議官[8]
- 2006年(平成18年)1月:農林水産省総合食料局長[8]
- 2008年(平成20年)1月:農林水産省大臣官房長[8]
- 2009年1月:辞職
- 2010年4月:青山学院大学大学院総合文化政策学部客員教授[8]
- 2011年10月:中央大学大学院公共政策研究科客員教授[8]
- 2012年6月:ニチレイ監査役[8]
- 2014年:政策研究大学院大学非常勤講師[5]
- 2016年3月:公益財団法人日本サッカー協会専務理事[8]
同期
[編集]著書
[編集]- サッカーファミリーへの中間報告 サッカー歴ゼロ専務理事の独白(幻冬舎メディアコンサルティング、2017年2月)ISBN 9784344911055
出典
[編集]- ^ “教員・所属研究者情報 岡島正明”. 政策研究大学院大学. 2023年9月17日閲覧。
- ^ a b 『農林水産省名鑑』農林出版社、1994年。
- ^ “asahi.com(朝日新聞社):農水省元局長ら25人処分、大臣も報酬返納 事故米問題 - 食の不安”. www.asahi.com. 2019年10月7日閲覧。
- ^ “asahi.com(朝日新聞社):農水官房長、汚染米問題で引責辞任 - 食の不安”. www.asahi.com. 2019年10月7日閲覧。
- ^ a b “結果オーライで蝕まれる「青い巨塔」のガバナンス 岡島正明(前JFA専務理事)インタビュー<1/2>”. 宇都宮徹壱ウェブマガジン (2018年9月20日). 2023年9月17日閲覧。
- ^ 『東大人名録 官公庁編』1992年発行、85頁
- ^ “農政ニュース/JACOM”. www.jacom.or.jp. 2019年10月6日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j ニチレイ有価証券報告書-第101期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)
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