岡空林太郎
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岡空 林太郎(おかそら りんたろう、明治20年(1887年)2月 - 没年不明)は日本の実業家。岡空家三代目[1]。岡空商店代表者。酒造業並金物商[2]。鳥取県多額納税者[2]。
経歴
[編集]現在の鳥取県境港市出身。先代・林太郎の二男[2]。酒造業並金物商を営み鳥取県多額納税者に列す[2]。
家族・親族
[編集]岡空家
[編集]- 慶応元年(1865年)上道町で日本酒の製造開始[1]。柴田文次郎 著『境港誌』(出版年月日・大正3年(1914年)によれば「境港新道筋に堂々たる二ヶ所の店舗を構へ、清酒醤油を醸造販売して地方一帯に勢力を張る岡空林太郎は、前営業主の業を継ぎて玆に三年、曾て大蔵省醸造試験場に於て研究せし学理を応用して醸出せる銘酒やまと魂、岡正宗は芳醇佳味、名聲嘖々として販路益々拡まり、殊に一方土地の情況に鑑み工業器械の原料たる金物業を開業し、日尚浅しと雖も大に顧客の信用を得て業務日に多忙を極めつつあり」
- 当初は「日本魂(やまとだましい)」の銘柄で売りだしたが、林太郎は大阪博覧会会場で舞踏を見てヒントを得、銘柄を「千代むすび」に改めた[3]。