岩井八郎
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岩井八郎(いわい はちろう 1955年7月16日-[1])は、日本の社会学者。京都大学大学院教育学研究科教育社会学講座教授。専門は教育社会学、家族社会学、社会調査法。学術修士(大阪大学)。
経歴
[編集]大阪大学人間科学部人間科学科を卒業後、同大学院大学院人間科学研究科教育学専攻前期課程を修了している。
- 1986年 大阪大学人間科学部の助手となる。
- 1990年 大阪外国語大学の助教授となる。
- 1996年 京都大学教育学部の助教授となる。
- 1998年 京都大学大学院教育学研究科の助教授となる。
- 2003年10月 京都大学大学院教育学研究科の教授となる。
なお、2003年から2005年にかけてマックスプランク人間発達研究所の客員研究員を務めていた[1]。
研究
[編集]岩井の研究テーマは以下のようになっている[2]。
著作
[編集]分担執筆
[編集]- 『ジェンダー・市場・家族における階層』 盛山和夫、原純輔監修 (日本図書センター、2006年)
- 『家族社会学を学ぶ人のために』 井上眞理子編集 (世界思想社、2010年)
- 『格差と多様性』 佐藤嘉倫、尾嶋史章共編 (東京大学出版会、2011年)
- 『階層と移動の構造』 石田浩、近藤博之、中尾啓子共編 (東京大学出版会、2011年)
- 『親密圏と公共圏の再編成:アジア近代からの問い』 落合恵美子編 (京都大学学術出版会、2013年)
編集
[編集]- 『ジェンダーとライフコース』 (1995年SSM調査研究会、1998年)
- 『現代教育社会学』 近藤博之共編 (有斐閣、2010年)
翻訳
[編集]- ヘールト・ホフステード『多文化世界:違いを学び共存への道を探る』 岩井紀子共訳 (有斐閣、1995年 第3版刊行、2013年)