岩内馬車鉄道
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岩内馬車鉄道 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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路線総延長 | 17.4 km | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
軌間 | 762 mm | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
停車場・施設・接続路線(廃止当時) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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岩内馬車鉄道(いわないばしゃてつどう)は、北海道岩内郡岩内町の岩内港駅と同郡小沢村(当時。現・共和町)の小沢駅を結んでいた馬車鉄道である。
動力は馬力を使い、軌間も762mmの小さな地方鉄道であった。しかし、国有鉄道(鉄道院)の手により廃線跡を利用し、岩内軽便線(後の岩内線。軌間1,067mm)が開業した。
路線データ
[編集]- 路線距離:17.4km
- 軌間:762mm
- 動力:馬力
歴史
[編集]- 1904年(明治37年)
- 1905年(明治38年)7月:開業[3][4]。
- 1907年(明治40年)5月:岩内橋まで線路延長[1][5]。
- 1910年(明治43年)6月:鷹台町線敷設[1][6]。
- 1912年(明治45年/大正元年)
停留所一覧
[編集]右は対応する国鉄岩内線の駅名
輸送・収支実績
[編集]年度 | 輸送人員(人) | 貨物量(トン) | 営業収入(円) | 営業費(円) | 営業益金(円) | その他益金(円) | その他損金(円) | 客車 | 貨車 |
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1908 | 56,594 | 6,462 | 23,055 | 16,173 | 6,882 | 17 | 5,787 | 13 | 28 |
1909 | 47,761 | 8,798 | 18,467 | 14,106 | 4,361 | 18 | 3,132 | 13 | 27 |
1910 | 41,898 | 9,472 | 20,009 | 13,157 | 6,852 | 利子481 | 13 | 27 | |
1911 | 35,351 | 11,022 | 19,449 | 13,588 | 5,861 | 利子10 | 利子2,604雑支出91 | 13 | 27 |
1912 | 7,814 | 4,271 | 4,078 | 5,064 | ▲ 986 | 利子161 | 13 | 27 |
- 鉄道院年報各年度版
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c 岩内港一斑 岩内町(勝見貫一郎編) 明治44年7月発行 P76-77。(リンクは国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 岩内町史 昭和41年11月発行 P374。
- ^ 岩内町史 P382。ちなみに3月14日は起工式。
- ^ 『明治四十三年度 鉄道院年報 軌道之部』(国立国会図書館デジタルコレクション)によると1904年(明治37年)3月22日特許、1905年(明治38年)3月14日開業。
- ^ 岩内橋は現・岩内町万代1番交差点付近にあって、その近くに当鉄道の事務所が設けられていた。本線は当時岩内港に隣接していた現・道道270号線沿いを西へ向かった後、内陸の岩内橋のある交差点へ向きを変えた。
- ^ 現・栄3番交差点から分岐し、当時の鷹台町通り(現・国道229号線)に沿って岩内橋の交差点で港からの本線と交差する支線を指す。
外部リンク
[編集]- 北海道立図書館 北方資料デジタルライブラリー 岩内港全図 (発行年が1905年とあるが、岩内港一班の記述が正しいならば1910年以降の発行と思われる。)