岩切紀史
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岩切 紀史(いわきり のりふみ、1970年 - )は、日本の法学者、元自治官僚。研究分野は、憲法・行政法・国際法・政治学。学位は、博士(法学)(東京大学・2005年)。宮崎産業経営大学法学部教授。宮崎県出身。
略歴
[編集]- 1986年 3月 - 宮崎大学教育学部附属中学校卒業
- 1989年 3月 - 宮崎県立宮崎西高等学校理数科卒業
- 1989年 4月 - 東京大学文科一類入学
- 1991年 4月 - 東京大学法学部第Ⅱ類(公法コース)進学
- 1993年 3月 - 東京大学法学部第Ⅱ類(公法コース)卒業。学士(法学)
- 1993年 4月 - 自治省入省
- 1997年 4月 - 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程入学
- 1999年 3月 - 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了。修士(法学)
- 1999年 4月 - 東京大学大学院法学政治学研究科博士課程進学
- 2004年10月 - 宮崎産業経営大学法学部助教授
- 2005年 3月 - 東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。博士(法学)[1]。東京大学大学院法学政治学研究科博士論文特別優秀賞受賞[2]→「Category:法学博士取得者」を参照
- 2009年 4月 - 宮崎産業経営大学法学部教授
著作
[編集]単著
[編集]- 『立政権の憲法的研究 : ドイツ連邦共和国の実例を中心に』 (学術選書 ; 251)(信山社, 2024年)
共著
[編集]- (安西文雄・青井未帆・淺野博宣・岩切紀史・齊藤愛・佐々木弘通・宍戸常寿・林知更・巻美矢紀・南野森)『憲法学の現代的論点』(有斐閣,2006年)[3]ISBN 4-641-12989-4
- (安西文雄・青井未帆・淺野博宣・岩切紀史・木村草太・小島慎司・齊藤愛・佐々木弘通・宍戸常寿・林知更・巻美矢紀・南野森)『憲法学の現代的論点〔第2版〕』(有斐閣,2009年) ISBN 978-4-641-13042-5
主な論文
[編集]- 「ドイツにおける連立協定の法的考察」(東京大学本郷法政紀要 1999年)
- 「ドイツ連邦共和国における連立政権に関する憲法的研究(一)」(国家学会雑誌 2006年)
- 「ドイツ連邦共和国における連立政権に関する憲法的研究(二)」(国家学会雑誌 2020年)
- 「ドイツ連邦共和国における連立政権に関する憲法的研究(三)」(国家学会雑誌 2020年)
- 「ドイツ連邦共和国における連立政権に関する憲法的研究(四)」(国家学会雑誌 2020年)
- 「ドイツ連邦共和国における連立政権に関する憲法的研究(五)」(国家学会雑誌 2020年)
- 「ドイツ連邦共和国における連立政権に関する憲法的研究(六・完)」(国家学会雑誌 2021年)
受賞歴
[編集]- 東京大学大学院法学政治学研究科 博士論文特別優秀賞(2005年)[4]
脚注
[編集]- ^ 国立国会図書館. “博士論文『ドイツ連邦共和国における連立政権に関する憲法的研究』”. 2023年4月1日閲覧。
- ^ 博士論文審査結果の要旨
- ^ 有斐閣 著訳編者一覧
- ^ 東京大学大学院法学政治学研究科 博士論文および特別優秀賞の制度概要