岩崎武夫
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岩崎 武夫(いわさき たけお、1925年(大正14年)11月8日 - 2012年(平成24年)2月19日)は、国文学者。元東京医科歯科大学教授。
経歴
[編集]東京生まれ。法政大学文学部日本文学科を卒業し、法政大学大学院修士課程を修了する。専攻は日本中世・近世文学。法政大学講師を経て東京医科歯科大学教授、千葉経済大学教授を務めた。特に説経節の研究で知られる。著書に『さんせう太夫考-中世の説経語り』(平凡社、1973年)、『続さんせう太夫考-説経浄瑠璃の世界』(平凡社、1978年)がある。
2012年2月19日、前立腺がんのため、神奈川県茅ヶ崎市の病院で死去[1]。86歳であった。
主著
[編集]- 『さんせう太夫考-中世の説経語り』(平凡社, 1973/平凡社ライブラリー、1994)
- 『続さんせう太夫考-説経浄瑠璃の世界』(平凡社選書, 1978)
- 『物語・小説 (日本文学講座)』(大修館書店、1987)
脚注
[編集]- ^ 訃報:岩崎武夫さんが死去 有名人の葬儀 2012年3月31日閲覧
参考文献
[編集]- 『文芸年鑑』2011
- 『文藝家協会ニュース』2012年2・3月
- 『現代物故者事典 2012?2014』日外アソシエーツ、2015
外部リンク
[編集]- 小栗判官 世界 日本文學誌要 10, 1964
- 説経「さんせう太夫」の世界 日本文學誌要 16,1966
- 禁忌の世界 : 『説経』から『近松』へ 日本文學誌要 23,1980
- 受難と再生の語り : 文体よりみた『説経節』の世界 日本文學誌要 52,1995