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岩渕聡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
岩渕聡
Satoshi Iwabuchi
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 同・神奈川県茅ヶ崎市
生年月日 (1975-10-07) 1975年10月7日(49歳)
身長 175cm
体重 73kg
利き手
バックハンド 両手打ち
ツアー経歴
デビュー年 1993年
引退年 2009年
ツアー通算 1勝
シングルス 0勝
ダブルス 1勝
生涯通算成績 34勝43敗
シングルス 6勝17敗
ダブルス 28勝26敗
生涯獲得賞金 $329,243
4大大会最高成績・ダブルス
全豪 1回戦(2006)
全英 1回戦(2000)
キャリア自己最高ランキング
シングルス 223位(2003年10月20日)
ダブルス 125位(2006年9月11日)
獲得メダル
男子テニス
アジア競技大会
1998 バンコク 混合ダブルス
1998 バンコク シングルス
1998 バンコク 団体
2006 ドーハ 混合ダブルス
2006 ドーハ 団体
1994 広島 団体

岩渕 聡(いわぶち さとし, 1975年10月7日 - )は、神奈川県茅ヶ崎市出身の日本の元男子プロテニス選手、指導者。身長175cm、体重73kg、左利き。ツアー通算でダブルスで1勝を挙げた。

来歴

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9歳からテニスを始め、柳川高校在学中にインターハイ全日本ジュニアなどジュニアタイトルを次々と獲得した。

高校卒業後プロ転向し、国内外を転戦する。デビスカップ代表にも選出され、オリンピックもダブルス部門でアトランタシドニーと2大会連続出場を果たした。

2005年AIGオープンでは、鈴木貴男とのペアで日本人初のATPツアーダブルス優勝の快挙を成し遂げ、同年の全日本選手権では30歳にして単複優勝を果たす。2006年、全日本選手権で史上5人目のシングルス連覇を達成した。

2007年全豪オープンで、岩渕は4年ぶり3度目の予選会に出場したが、2回戦でルーカシュ・クボト(ポーランド)に 6-3, 1-6, 2-6 で逆転負けした。

2008年の全日本選手権では男子ダブルス部門で松井俊英と組み2連覇を果たす。これにより同大会ダブルス部門での通算優勝回数を「7」とし、坂井利郎の通算6度を抜き同部門歴代最多優勝者となった。

2009年10月5日に引退を表明[1]。ツアーでは10月第4週の韓国ソウルでのチャレンジャー大会シングルス予選決勝でイゴル・セイスリンフに 4-6, 3-6 のストレートで敗れたのを最後に、日本国内では松井俊英と組み出場した翌11月の全日本選手権ダブルス決勝で岩見亮&添田豪組を 2-6, 7-6 (3),6-2のフルセットで下し有終の美を同部門8度目の優勝で飾り引退した。

岩渕と鈴木のペアは、2005年ジャパン・オープン男子ダブルス優勝のほかに、デビスカップでも通算「13勝9敗」をマークし、上述の鈴木とのペアで日本代表「ベスト・ダブルス・チーム」(同一ダブルスペアによる最多勝利記録)の記録を保持している。

2017年4月デビスカップ日本代表の監督に就任した[2]

ATPツアー決勝進出結果

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ダブルス: 1回 (1勝0敗)

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結果 No. 決勝日 大会 サーフェス パートナー 対戦相手 スコア
優勝 1. 2005年10月9日 日本の旗 東京 ハード 日本の旗 鈴木貴男 オーストラリアの旗 トッド・ペリー
スウェーデンの旗 シーモン・アスペリン
5-4(7-3), 5-4(15-13)

脚注

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  1. ^ 岩渕聡公式ブログ (2009年10月5日). “ご報告です”. 2010年4月3日閲覧。
  2. ^ “デ杯日本代表新監督に岩渕聡氏”. THE TENNIS DAILY. (2017年4月13日). https://www.thetennisdaily.jp/news/contents/national/primary/20170413_0022759.php 

外部リンク

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