島原ドック
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種類 | 協業組合 |
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本社所在地 |
日本 〒855-0823 長崎県島原市湊町5-2 |
設立 | 1972年6月30日[1] |
業種 | 輸送用機器 |
法人番号 | 2310005005250 |
事業内容 | 各種船舶の修繕 |
代表者 | 代表理事 中村光伸[1] |
資本金 | 4,320万円[1] |
従業員数 | 78名[2] |
外部リンク | http://shimabaradock.com/ |
島原ドック協業組合(しまばらどっく)は、長崎県島原市に組合本部事務所を置く船舶修繕事業者である。
概要
[編集]島原半島内の造船所10社で構成する協業組合である[3] 。島原港に島原本社・本工場を、長崎港に長崎本社・長崎工場を置いている[1][3]。九州一円の内航船や各種漁船等の定期検査等を受注しており、九州商船・五島産業汽船・長崎汽船・野母商船などから主たる修繕工場として選定されている[3]。ジェットフォイルや作業船等の特殊船舶にも対応する[4]。
整備・修繕の作業については、造船業界においては下請け作業への依存が高いケースが多く、それでは品質管理が徹底されにくいとの考えから、作業は可能な限り自組合正職員で行い、高い品質管理を期すものとしており、機関の整備技術水準等について発注者から一定の評価を得ている[3]。
国土交通省による舶用内燃機関サービス・ステーション(SS)の証明を取得している[5]。
主要設備
[編集]島原本社・本工場
[編集]長崎本社・長崎工場
[編集]- 3,000t型浮ドック(100.0m × 28.0m × 2.5m、渠内寸法 幅23.0m× 深さ7.5m)[6]
沿革
[編集]- 1972年(昭和47年)6月30日 - 島原半島内の造船所10社により設立[3][7]。
- 1994年(平成6年)3月 - 3,000型浮ドックを新造し島原港に設置[7]。それまで使用していた2,500型浮ドックを長崎港に移設[7]。長崎にも機関修理工場を設置[7]。
脚注
[編集]- ^ a b c d 島原市・島原公共職業安定所・島原商工会議所・島原中小企業労務改善協議会 『2016 島原の企業』「島原ドック協業組合」(2021年6月28日閲覧)
- ^ 長崎県 『ながさき県内就職応援サイト Nなび』「島原ドック協業組合」(2021年6月28日閲覧)
- ^ a b c d e f g 長崎県産業労働部『SHIP POWER OF NAGASAKI JAPAN』 2016年、pp.20-21(2021年6月28日閲覧)
- ^ 島原ドック協業組合公式サイト掲載「会社情報」(2024年9月2日閲覧)
- ^ 一般社団法人日本舶用機関整備協会『「舶用機関整備士」を利用した検査合理化制度の概要』(2022年12月23日閲覧)掲載「国土交通省地方運輸局公認舶用ディーゼル機関『サービス・ステーション』名簿(令和3年7月1日)」(2022年12月23日閲覧)
- ^ a b c d 島原ドック協業組合公式サイト掲載「ドック仕様について」(2021年12月22日閲覧)
- ^ a b c d 日刊海事通信社『海運・造船会社要覧2018』 2017年、pp.634-635