島尾永康

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島尾 永康(しまお ながやす、1920年11月12日 - 2015年1月6日)は、日本の科学者。専門は科学史。  

略歴[編集]

  • 1920年(大正9年)11月12日 大阪・西区に生まれる
  • 1939(昭和14)年 旧制関西学院中学部卒業、第三高等学校入学。
  • 1947(昭和22)年 京都大学理学部卒業
  • 1949(昭和24)年 関西学院に着任、数学・理科を担当(1965年まで)
    • この間に、京大の理学博士号を取得、1958年9月から1年間、米・プリンストン大学に留学。
  • 1966(昭和41)年 関西大学教授
  • 1968(昭和43)年 同志社大学教授

2015(平成27)年1月6日逝去

著作[編集]

  • 『物質理論の探求』
  • 『ニュートン』1994年6月(以上、岩波新書)
  • 『中国化学史』
  • 『人物化学史』
  • 『百科全書・産業技術図版集』(以上、朝倉書店)
  • 『ファラデー』(岩波書店)
  • 『新島襄と科学』(同志社大学出版部)など。   

訳書[編集]

  • 『光学』 ニュートン、岩波文庫、1983年11月16日
  • プライス『科学の科学、科学情報』(創元社)
  • ドーマ『ラヴォワジエ』(共訳、東京図書)など
  • チャールズ・C・ギリスピー『科学というプロフェッションの出現』(みすず書房)2010年
  • ギリスピー『客観性の刃』~科学思想の歴史~(みすず書房)2011年