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島恭彦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

島 恭彦(しま やすひこ、1910年6月5日 - 1995年9月28日)は、日本経済学者。専門は財政学学位は、経済学博士京都大学名誉教授。福井県敦賀市生まれ。

学歴

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職歴

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著書

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単著

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  • 『近世租税思想史』(有斐閣、1938年)
  • 『東洋社会と西欧思想』(生活社、1941年・筑摩書房[筑摩叢書]、1989年)  
  • 『財政政策論』(河出書房、1943年)
  • 『インフレーション下の政治と経済』(有斐閣、1946年)
  • 『中国奥地社会の技術と労働』(高桐書院、1946年)
  • 『財政思想の発展:官僚主義財政学批判』(潮流社、1949年)
  • 『大蔵大臣』(岩波書店岩波新書]、1949年)
  • 『日本資本主義と国有鉄道』(京都大学経済学会研究叢書6)(日本評論社、1950年)
  • 『財政学概論』(三笠書房、1950年)
  • 『現代地方財政論:危機の地方財政』(有斐閣、1951年)
  • 『財政学原理』(日本評論新社、1954年)
  • 『現代の国家と財政の理論』(三一書房、1960年)
  • 『財政学概論』(岩波書店、1963年)
  • 『軍事費』(岩波書店[岩波新書]、1966年)
  • 『戦後民主主義の検証』(筑摩書房、1970年)
  • 『地域の政治と経済』(自治体研究社、1976年)
  • 『インフレーション:その政治と経済』(青木書店、1977年)
  • 『自叙伝:忘れえぬ日々』(自治体研究社、1986年)
  • 『洛北雑記』(かもがわ出版、1990年)

編著

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  • 『地方財政の理論と実態』(有斐閣、1955年)
  • 『逍遙:松井清、その軌跡』(松井芳郎、1981年)

共編書

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  • 宮本憲一渡辺敬司)『町村合併と農村の変貌』(京都大学総合経済研究所研究叢書9)(有斐閣、1958年)
  • 西川清治)『現代の地方自治』(三一書房、1960年)
  • 宇佐美誠次郎宇高基輔)『マルクス経済学講座(全4巻)』(有斐閣、1963-66年)
  • 林栄夫)『財政学講座(全4巻)』(有斐閣、1964-65年)
  • (宮本憲一)『日本の地方自治と地方財政』(有斐閣、1968年)
  • 小椋広勝)『戦争と経済』(雄渾社、1973年)
  • (宇高基輔・大橋隆憲・宇佐美誠次郎)『新マルクス経済学講座』(有斐閣、1972-76年)
  • (宮本憲一・池上惇)『財政危機の国際的展開』(有斐閣、1974年)
  • (池上惇・遠藤晃)『現代の地方自治』(自治体研究社、1979年)
  • (池上惇)『財政民主主義の理論と思想:「安価な政府」と公務労働』(青木書店、1979年)
  • (池上惇・重森暁)『情報化社会の行政改革』(青木書店、1986年)

監修

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還暦記念

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  • (林栄夫・柴田徳衛高橋誠・宮本憲一)『現代財政学体系』全4巻(有斐閣、1972-74年)
    • 第1巻「現代財政学」
    • 第2巻「現代日本の財政」
    • 第3巻「現代地方財政と地方自治」
    • 第4巻「現代国際財政論」

著作集

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  • 『島恭彦著作集』全6巻(有斐閣、1982-83年)
    • 第1巻「財政思想史」
    • 第2巻「財政学原理」
    • 第3巻「日本財政論」
    • 第4巻「地域論」
    • 第5巻「国家独占資本主義論」
    • 第6巻「東洋社会論」

関連人物

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  • 大内兵衛 - 東大教授、1930年『財政学大綱』を記す
  • 松井清 - 京都帝国大学経済学部の同級生で親友、同僚
  • 山岡亮一 - 京都帝国大学経済学部の同級生で親友、同僚
  • 宮本憲一 - 卒論作成過程で弟子入り、1953年から大学院島ゼミ所属
  • 池上惇 - 京都大学財政学講座の後任

参考文献

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  • 筑摩叢書の著者略歴 
  • 『經濟論叢』第157巻第3号(京都大学経済学会、1996年3月)の哀辞、追悼文