コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

池上惇

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

池上 惇(いけがみ じゅん、1933年昭和8年〉8月20日 - )は、日本経済学者。専門は、財政学文化経済学学位は、博士(経済学)京都大学・1997年)(学位論文『現代経済学と公共性策』)[1]。京都大学名誉教授、福井県立大学名誉教授。大阪府大阪市出身。

略歴

[編集]

人物

[編集]

著作

[編集]

単著

[編集]
  • 『国家独占資本主義論』(有斐閣、1965年)
  • 『日本の国家独占資本主義』(汐文社、1968年)
  • 『現代日本資本主義の基本構造』(汐文社、1972年)
  • 『現代資本主義財政論』(有斐閣、1974年)
  • 『現代資本主義経済の基礎理論』(世界思想社、1974年)
  • 『財政危機と住民自治』(青木書店、1976年)
  • 『国家独占資本主義論争』(青木書店、1977年)
  • 『アメリカ資本主義の経済と財政』(大月書店、1978年)
  • 『地方財政論』(同文館、1979年)
  • 『現代国家論』(青木書店、1980年)
  • 『日本経済論』(同文館、1981年)
  • 『民主主義日本の憲章』(大月書店[科学全書7]、1983年)
  • 『地域づくりの教育論』(青木書店、1983年)
  • 『管理経済論』(有斐閣、1984年)
  • 『減税と地域福祉の論理』(三嶺書房、1984年)
  • 『情報化社会の政治経済学』(昭和堂、1985年)
  • 『人間発達史観』(青木書店、1987年)
  • 『財政学――現代財政システムの総合的解明』(岩波書店、1990年)
  • 『文化経済学のすすめ』(丸善[丸善ライブラリー]、1991年)
  • 『生活の芸術化――ラスキン、モリスと現代』(丸善[丸善ライブラリー]、1993年)
  • 『財政思想史』(有斐閣、1994年)
  • 『情報社会の文化経済学』(丸善[丸善ライブラリー]、1996年)
  • 『文化と固有価値の経済学』(岩波書店、2003年)
  • 『勇気を出して人生を創ろう―昭和1ケタ生まれの教育人生』(地人舎、2010年)
  • 『文化と固有価値のまちづくり――人間復興と地域再生のために』(水曜社、2012年)
  • 『文化資本論入門』(京都大学学術出版会、2017年)
  • 『学習社会の創造:働きつつ学び貧困を克服する経済を』(京都大学学術出版会、2020年)

共著

[編集]
  • 中谷武雄)『知的所有と文化経済学――知的財産権文化が変革する現代経済』(実教出版、2004年)

共編著

[編集]
  • 重森暁植田和弘)『地方財政論』(有斐閣[有斐閣ブックス366]、1990年)
  • 山田浩之)『文化経済学を学ぶ人のために』(世界思想社、1993年)
  • 植木浩福原義春)『文化経済学』(有斐閣、1998年)
  • 端信行・福原義春・堀田力)『文化政策入門』(丸善[丸善ライブラリー]、2001年)
  • 小暮宣雄大和滋)『現代のまちづくり――地域固有の創造的環境を』(丸善[丸善ライブラリー]、2000年)
  • 二宮厚美)『人間発達と公共性の経済学』(桜井書店、2005年)
  • 井口貢)『京都・観光文化への招待』(ミネルヴァ書房、2011年)
  • 十名直喜)『地域創生の産業システム : もの・ひと・まちづくりの技と文化』(水曜社、2015年)
  • 石田一紀津止正敏藤本文朗)『長寿社会を生きる:健康で文化的な介護保障へ』(新日本出版社、2019年)

関連項目

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 博士論文 『現代経済学と公共性策』 - 博士論文書誌データベース
  2. ^ 「歴代学会長」文化経済学会
  3. ^ 池上 惇氏【京都大学名誉教授・一般社団法人文化政策・まちづくり大学校代表理事】 文化・社会部門 « 一般社団法人 全国日本学士会”. 2021年8月27日閲覧。
  4. ^ 故豊崎稔名誉教授・遺影および略歴京都大學經濟學會

外部リンク

[編集]
  • 池上惇教授略歴・著作目録 (池上惇教授記念号)」『經濟論叢』第158巻第6号、京都大學經濟學會、1996年12月、741-755頁、doi:10.14989/45119ISSN 00130273NAID 120000904779 
  • 市民大学院 - 主宰する私塾
先代
倉林義正
文化経済学会会長
1994年 - 1996年
次代
永山貞則