島田三蔵
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島田 三蔵(しまだ さんぞう、1938年9月20日[1] - 2007年9月19日[1])は、日本の翻訳家(朝日新聞人物データベースには「作家・翻訳家」として登録されている)。本名は前島勝義(まえじま・かつよし)[1]。
東京の向島(現墨田区向島)生まれ[2]。1957年東京教育大学文学部日本史学科に入学[2]。在学中に父親が死去したため留年し、大濱書店で働く[2]。1963年卒業[1]。
卒業後、偕成社に入社し編集者となる[1]。1968年に退社し学習研究社に入社[1]。1972年に退社[3]。島田三蔵の筆名で翻訳を始める[1](退社は社の方針に合わなかった為[2])。
著書
[編集]翻訳
[編集]- 『バレエへの夢』(ジーン=エストリル、偕成社、ドリーナバレエシリーズ1) 1978.9
- 『白鳥のように』(ジーン=エストリル、偕成社、ドリーナバレエシリーズ2) 1978.9
- 『のびゆく悩み』(ジーン=エストリル、偕成社、ドリーナバレエ シリーズ3) 1978.10
- 『デトロイト刑事』(ジョン・A・ジャクスン、早川書房、ハヤカワ・ポケット・ミステリ) 1979.8
- 『内なる敵』(マイクル・Z・リューイン、早川書房、ハヤカワ・ポケット・ミステリ) 1980.2、ハヤカワ文庫 1993
- 『関税品はありませんか?』(フリーマン・W・クロフツ、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1980.7
- 『もぐり酒場』(ジョン・A・ジャクスン、早川書房、ハヤカワ・ポケット・ミステリ) 1980.10
- 『友情ある殺人』(ロバート・L・フィッシュ、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1981.4
- 『ヴォスパー号の遭難』(F・W・クロフツ、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1981.10
- 『喉切り隊長』(ジョン・ディクスン・カー、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1982.8
- 『炎の砦マサダ』(アーネスト・K・ガン、早川書房) 1982.10
- 『騎士の盃』(カーター・ディクスン、ハヤカワ・ミステリ文庫) 1982.12
- 『サバイバル・ゲーム』(ジェイムズ・リー、早川書房、ハヤカワ・ポケット・ミステリ) 1983.7
- 『緋色の勇者』(ダグラス・リーマン、ハヤカワ文庫) 1984.3
- 『日曜の絞首人』(ジェイムズ・マクルーア、早川書房、ハヤカワ・ポケット・ミステリ) 1985.2
- 『十二人目の陪審員』(B・M・ギル、早川書房) 1985.12、ハヤカワ文庫、1991
- 『殺人セミナー』(B・M・ギル、サンケイ文庫) 1986.11
- 『フォックスキャッチャー』(ウィリアム・H・ハラハン、サンケイ文庫) 1987.11
- 『ライブラリー・ファイル』(スタン・リー、東京創元社、創元ノヴェルズ) 1989.7
- 『焼殺魔 フロリダの悲劇』(ジョン・ラッツ、二見文庫) 1990.4
- 『誰がジョン・レノンを殺したか?』(フェントン・ブレスラー、音楽之友社) 1990.10、学研M文庫、2000
- 『ハリエットは学校にワニをつれてきた』(マーチン・ウォッデル、学習研究社、てのり文庫) 1990.11
- 『ハリエットとお化けの出る学校』(マーチン・ウォッデル、学習研究社、てのり文庫) 1991.4
- 『センシティヴ』(ハーバート・バークホルツ、扶桑社ミステリー) 1993.3
- 『ゴッド・プロジェクト』(スタン・リー、 東京創元社、創元ノヴェルズ) 1993.8
- 『ジブラルタル・ルール』(ハーバート・バークホルツ、扶桑社ミステリー) 1994.11
- 『クライム・バスターズ』(ディック・ロクティ、扶桑社ミステリー) 1996.4
- 『脅迫、空港閉鎖!』(ジャック・トロリー、扶桑社ミステリー) 1996.9
- 『百万ドルの罠』(ジャック・トロリー、扶桑社ミステリー) 1998.3
- 『戦争と正義 エノラ・ゲイ展論争から』(トム・エンゲルハート、エドワード・T・リネンソール編、朝日選書) 1998.8
- 『ヴァーンスの死闘』(クレイ・ハーヴェイ、扶桑社ミステリー) 1998.9
- 『12人の鼓手』(ダイアナ・デヴェレル、文春文庫) 1999.5
- 『ゴッホ「医師ガシェの肖像」の流転』(シンシア・ソールツマン、文春文庫) 1999.12
- 『黒の襲撃者』(クレイ・ハーヴェイ、扶桑社ミステリー) 2000.7
- 『1900年のハリケーン』(エリック・ラーソン、文春文庫) 2000.11
- 『古地図に魅せられた男』(マイルズ・ハーベイ、文春文庫) 2001.10
- 『硫黄島の星条旗』(ジェイムズ・ブラッドリー、ロン・パワーズ、文春文庫) 2002.2
- 『灰色の非武装地帯』(クレイ・ハーヴェイ、扶桑社ミステリー) 2002.9
弁護士ブレイディ・コイン(Brady Coyn)シリーズ
[編集]- 『チャリティ岬に死す』(Death at Charity's Point、ウィリアム・G・タプリー、サンケイ文庫) 1986.6
- 『呪われたブルー・エラー』(The Dutch Blue Error、ウィリアム・G・タプリー、サンケイ文庫) 1986.8
- 『狙われた大リーガー』(Follow the Sharks、ウィリアム・G・タプリー、サンケイ文庫) 1987.5
- 『悪魔の仕事』(The Marine Corpse、ウィリアム・G・タプリー、扶桑社ミステリー) 1989.1
- 『ウィーラーからの電話』(Dead Meat、ウィリアム・G・タプリー、扶桑社ミステリー) 1990.1
- 『ウィンザー・ハーバーの醜聞』(The Vulgar Boatman、ウィリアム・G・タプリー、扶桑社ミステリー) 1991.3
- 『探偵レス・カーツの遺言』(A Void in Hearts、ウィリアム・G・タプリー、扶桑社ミステリー) 1991.8
- 『残酷な季節』(Dead Winter、ウィリアム・G・タプリー、扶桑社ミステリー) 1993.7
- 『守秘義務』(Client Privilege、ウィリアム・G・タプリー、扶桑社ミステリー) 1993.12
- 『ケープ・コッドの罠』(The Spotted Cats 、ウィリアム・G・タプリー、扶桑社ミステリー) 1995.5
- 『哀しみの絆』(Tight Lines、ウィリアム・G・タプリー、扶桑社ミステリー) 1995.10