島田昭仁
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島田 昭仁(しまだ あきひと、1965年 - )は、日本の都市工学者。東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻博士課程修了、工学博士。専門は都市計画、まちづくり、コミュニティオーガニゼーション、コミュニティアセスメント、小集団の会話分析。
経歴
[編集]鹿児島県出身。母、陽子が大隅宇都宮家の末裔のため幼少期を鹿児島市、鹿屋市で過ごす。父義昭は海上自衛隊勤務のパイロット(後にジェットエンジンのエンジニア)で全国を転勤した(最後は海上自衛隊厚木航空基地第3航空隊、第4整備支援隊隊長を歴任)ため、少・青年期は神奈川県で過ごす。現在は東京都杉並区在住。義祖父に戸坂潤がいる。
1986年 東京大学 稲上毅からパーソンズ、マートンなどのアメリカ社会学を、高尾利数と壽福眞美からカント、ヘーゲルなどのドイツ社会思想を教わる。
1989年 北京大学に留学を試みるも天安門事件の余波を受けて断念。8月に帰国。
1991~2000年 民間研究所主任研究員を経てNPO法人コミュニティ科学ネットワークを設立。[2]
2001年 法政大学大学院社会科学研究科政策科学専攻修士課程入学 岡本義行、田村明、松下圭一らに学ぶ。
2003年 同修了
2005年~ 東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻協力研究員、東京大学大学院都市工学専攻博士課程(大方・小泉研究室)を経て[3] 2016年、工学博士。
2017年 サンタクララ大学 SCU Leavey school of business 修了
受賞歴
[編集]- 1998年-設計コンペ「花と庭と展望庭園デザイン」百段苑部門 入賞(共著) 兵庫県主催 審査委員長安藤忠雄
- 1998年 – 国際設計コンペ「新国会議事堂」優秀賞(共著) 旭硝子主催 審査委員長黒川紀章
- 2011年 – 2010年度小柴昌俊科学教育賞奨励賞(院生サークル団体BAPとして)[4]
- 2015年 – 宮島口まちづくり国際コンペ 優秀賞(共著) 広島県・廿日市市主催 審査委員長 岸井隆幸 委員 安藤忠雄ほか [5]
著書・学術誌
[編集]- 『規範理論の探求と公共圏の可能性』第9章 舩橋晴俊・壽福眞美 編 法政大学出版局 2013[6]
- 『コミュニティデザイン学』第3章 小泉秀樹編 東京大学出版会 2016
- 『知の史的探究』島田・柳・奥谷・千葉編著 八千代出版 2017
- 『住民主権の都市計画』岩見・波多野・島田・今西・遠藤著 自治体研究社 2019
- 『都市計画学会論文集No.42-3』(319~324頁)日本都市計画学会 2007[7]
- 『都市計画学会論文集No.48-3』(249~254頁)日本都市計画学会 2013[7]
- 『地域社会学年報第27集』(61~75頁)日本地域社会学会 2014[7]
- 『計画行政39巻第1号』(41~48頁)日本計画行政学会2016[7]
- 『社会志林Vol.63.4』 (213-234頁)法政大学社会学部2017
脚注
[編集]- ^ 2010年12月号:東京大学工学部広報誌、2016年6月閲覧
- ^ 特定非営利活動法人コミュニティ科学ネットワーク デザインマニュアル、2016年6月閲覧
- ^ Collaborative Community Design Lab| U of Tokyo、2016年6月閲覧
- ^ 大学院生出張授業プロジェクトBAPが,2010年度小柴昌俊科学教育賞奨励賞を受賞東京大学、2016年6月閲覧
- ^ 宮島口まちづくり国際コンペ廿日市市、2016年6月閲覧
- ^ 法政大学出版局、2016年6月閲覧
- ^ a b c d CiNii Articles 著者:島田昭仁、2016年6月閲覧